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広告を変える!? マイクロインフルエンサー ②シニア層も活躍 マイクロインフルエンサー

2017-10-31 06:15:00 | 経済フロントライン

10月7日 経済フロントライン


きょうこばぁばさん(61)。
フルタイムで介護の仕事をしながら
“彩りのある夕食”を毎日工夫しながら作っている。
新しいことが大好きで
4年前からインスタグラムを開始。
日々の記録として料理の写真を投稿してきた。
この日作っていたのは“海鮮ちらしずし”。
(きょうこばぁばさん)
「ショウガなんかクルクルッと巻いただけでできるので。
 どーんと出した時の迫力は他の人に負けたくないといつも思っている。」
フルタイムで働く女性が手をかけずに作れるインスタ映えする料理。
働く女性たちの間で夕食の参考にしたいと人気を集め
フォロワー数は2万7,000人にもなっている。
(きょうこばぁばさん)
「私みたいにプロじゃないのに“いいね”“すてきね”と言われるのは励み。
 インスタに出して良かったと前向きになれる。」
きょうこばあばさんのインスタグラムには企業も注目。
出版社の目にとまり
今年の夏には本になった。
さらに“インスタグラムの載せてもらえれば”と商品を送ってくる企業もあると言う。
(きょうこばあばさん)
「商品モニターというかテストというか
 “これを使ってみてください”とか送ってくる企業の方もいる。」
実際にシニアのインフルエンサーにアプローチを始めている企業もある。
有機野菜などの宅配サービスを手掛ける会社である。
現在利用者の多くが40代以上。
将来シニアの市場が伸びるのではないかと考え
この日はインフルエンサーに話を聞くことにした。
奈良県に住む梅澤薫さん(68)である。
もともとはパソコンやタブレットが好きでインスタグラムを始めた。
インスタグラムで風景やペット
料理など5つのアカウントを持っていて
フォロワーは全部合わせると約8,000人。
自分のようにインスタグラムで活躍するシニアは増えていると言う。
(マイクロインフルエンサー 梅澤薫さん)
「フォロワーに同年代は多い。
 素晴らしい写真を撮る方もいる。
 インスタグラムはそんなに難しいものではない。
 自分の趣味を生かす場所だと思う。」
この会社の担当者はシニアのインフルエンサーを活用することに大きな可能性があると感じている。
(オイシックスドット大地 広報 西田尚子さん)
「どうしても私たちも担当するものがそこまでシニアの年齢ではないので
 弊社の定年が60歳だったりする。
 リーチするのが60~70代であればそのの方と同年代の目線で
 弊社のサービスをいいと思ってもらって
 その情報を広めてもらえるのは利点。」

 
 

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