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ネットだけどリアル ②ラストワンマイルで顧客との接点を強化

2017-10-14 06:00:00 | 経済フロントライン

9月23日 経済フロントライン


ラストワンマイル=最後の1マイル
商品を物流センターから客へ届ける配送の最後の区間を意味している。

秋葉原にある家電量販店。
ヨドバシカメラでは売り場と連動したネット通販を開設。
専用のアプリを使って商品のバーコードを読み取れば
通販サイトから購入でき家に届けてもらえる。
(ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba マネージャー 勝田泰幸さん)
「インターネットであるとか店舗であるとか意識することなく
 買い物を楽しんでもらいたい。」
家電製品以外にも書籍や日用品に野菜など530万点の商品を扱い
全国に配送している。
去年
川崎区に巨大な物流センターを建設。
最新のシステムを導入しコスト削減とスピードアップを進めてきた。
物流を強化してきたこの会社が特に力を入れているのがラストワンマイル
客に商品を届ける際のリアルな接点でのサービス強化である。
そのため東京23区内では
手で持てる荷物の配送は運送会社ではなく社員自身が行っている。
(配送担当)
「売り場のときはパソコン関係の商品を売っていた。
 3年くらい。」
「テレビ オーディオ売り場を担当していた。
 10年以上。」
自社で配送することによって配達にかかる時間を短縮。
さらに利用者には到着予定時間を分単位でメールで通知する。
入社5年目の配送担当 川崎将広さん。
白物家電やカメラコーナーで売り場の経験を積んできた。
(配送担当 川崎将広さん)
「家電が好きで冷蔵庫が特に好きだった。
 冷蔵庫を販売したいと思って家電業界に入って
 楽しい毎日を送っていた。
 配送は思っていたよりもハードワークだというのが素直な感想。」
客へのあいさつやお礼
荷物は両手で渡すことなどを徹底するなど
接客に力を入れている。
(客)
「対応はすごくいい。
 荷物を大事に扱ってくれる感じがしていいと思う。」
この会社では
将来
社員の持つ専門知識を生かして商品の説明や修理の受付などを行うことを計画している。
(配送担当 川崎将広さん)
「とにかく元気よく明るく
 気持ちよく受け取ってもらうことだけ胸に持ってやっている。
 冷蔵庫も配送したい。
 将来的には。
 それが夢。」
(ヨドバシカメラ 副社長 藤澤和則さん)
「荷物を届けるのではなく
 客が注文した商品を届ける。
 これが一番大事なポイント。
 できるだけ多くのエリアに客にこのサービスを届けられるように
 エリアを拡大していきたい。」

 

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