4月18日 おはよう日本
通信大手のソフトバンクは去年から書類選考の判定にAIを活用している。
使っているのはアメリカのIBMが開発したAI ワトソン。
あらかじめ過去のエントリーシートの特徴を学習。
わずか1秒以内で数百件の合否を判定する。
人と違ってばらつきがない利点があると言う。
(ソフトバンク人材採用部)
「評価判定の甘い辛いだとか人間の好みが出てしまうが
AIは公平公正は選考ができている。」
選考にかかる時間をAIで大幅に短縮しようとしているのがサッポロビールである。
去年の応募者は約6,000人。
書類選考に約600時間かかっていた。
AIで選考することで学生との面談などにマンパワーを割くことができると
今年から本格導入している。
(サッポロビール人事部)
「より1人1人の学生と直接接点を持って
会社の魅力を伝えたり
学生のやりたいことを引き出す時間に充てたい。」
AI面接の体験でスマホに向き合って挨拶する学生。
(AI)
「サークル活動 アルバイトなどで苦労したことや困難な状況を乗り越えた経験はありますか?」
(学生)
「ラグビー部の広報活動で
大学の関係者 ラグビー部と連携してバランスをとるのが難しかった。」
AIによる面接は人材採用のコンサルティング業務を手掛ける会社が去年開発した。
約3,000件の面接データを学習したAIが
大学時代の経験を中心に質問する。
(AI)
「もう少し詳しく教えてください。」
十分な回答が得られるまで質問を繰り返す。
(学生)
「普通の面接官よりも踏み込んだ部分を質問してくると感じた。」
回答内容は専門のスタッフが分析し
評価レポートを企業に提出する。
AI面接の活用で全国から優秀な人材を獲得できると地方の企業も期待している。
(アキタ人事部)
「AI面接だと学生が時間と場所を自分で選んで面接をすることができる。
遠方の学生にもアプローチができると導入した。」