4月26日 おはよう日本
世界の都市 渋滞ランキング
1位 ロサンゼルス
2位 モスクワ
3位 ニューヨーク
4位 サンパウロ
5位 サンフランシスコ
6位 ボゴタ
7位 ロンドン
8位 アトランタ
9位 パリ
10位 マイアミ
カリフォルニア州ロサンゼルス。
電動シェアスクーターはカリフォルニア一帯で急速に広がっている。
バッテリーとモーターが付いていて
最高速度は時速24km。
ふつうの自転車を上回るスピードを出すことができる。
運転の操作は
右手でレバーを押して加速
左手でブレーキをかける。
使い方は
まずアプリで地図上にあるスクーターを見つける。
料金はスマホのアプリを通じてクレジットカード決済。
1回利用するのに1ドル。
加えて1分ごとに15セントが課金される。
30分で約590円である。
(利用者)
「自転車やスケートボードよりも気軽だよ。」
シェアスクーターは乗り捨て自由。
用が済めばどこにでも置いていける気楽さが人気の理由である。
しかしロサンゼルスやサンフランシスコでは歩道に乗り捨てられるスクーターが急増。
自治体の担当者は懸念を強めている。
(ロサンゼルス郡サンタモニカ市役所)
「住民から懸念の声が寄せられている。
歩道が安全かどうか常に監視している。」
そこでシェアスクーターの会社が考え出したのが
一般の人にアプリを使ってスクーターを回収してもらうという
あつかましい作戦である。
スクーターを回収して充電して朝まで並べてくれた人には
1台で5ドル(約550円)が支払われる。
副業にしている男性は
多い日は1番で8,000円以上稼ぐということである。
「いい小遣い稼ぎだよ。
ゲーム感覚で楽しめる。」
いまカリフォルニアでは
主に3社がシェアスクーターのビジネスを展開していて
他の都市にも事業を拡大しようとしている。
(シェアスクーター企業スピン ユーウィン・ブーン社長)
「“シェア時代”となった今
充電や整備の責任を伴う乗り物を所有したいと思わない人も多い。
人々は移動さえできればいいと思っているんだ。」