4月20日 国際報道2018
この春バレーボールのV1リーグへの参入が決まった岡山シーガルズ。
スポンサー企業を持たない市民クラブである。
熱心に観戦するのはなんとタイから訪れたファン。
実はタイではファンクラブが約100もあると言われ人気が高まっている。
(タイのファン)
「ハルカサン ダイスキデス!」
きっかけは日本代表でもあるセッターの宮下遥選手の存在である。
5年前 日本代表の試合がタイで行われたのをきっかけでファンが急増。
今ではファンクラブのフォロワーが7万人を超えた。
こうした海外のファンをもっと掘り起こせないか。
新たなプロジェクトが立ち上がり
先日バンコクに選手2人とチームの関係者が派遣された。
まず訪れたのはタイのバレーボール協会である。
(タイ バレーボール協会会長)
「タイのバレーボール好きには日本選手の“追っかけ”もたくさんいますよ。」
タイのファンを集め選手との交流会も行われた。
初めは遠巻きに見ていたファンたちだが
(選手)
「日本に凝られたことあるんですか?」
(ファン)
「5回行きました。」
観戦のため何度も岡山を訪れたたというファンも多く次第に距離が縮まる。
(ファン歴5年)
「宮下選手の没頭する姿が好きです。
目つきで意思の強さがわかります。」
「宮下選手はボールを追いかけることをあきらめないんです。」
タイのファンが惹かれているのは日本選手の日本選手のひたむきな姿だということも分かった。
プレゼントしたグッズも大好評。
さらに
(ファン)
「選手個人とネットで交流できる取り組みは考えていないですか?」
「タイのチームと試合をする予定はないですか?」
“もっと交流を深めたい”との声にチーム側も確かな手ごたえをつかんだ。
(岡山シーガルズ 高田さゆりマネージャー)
「今後 10年後 20年後にシーガルズがあり続けられるか。
そういったことを考えると海外のファンを大切にしていきたい。」