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米 ここまでやる?企業の福利厚生

2019-04-16 07:00:00 | 報道/ニュース

3月26日 おはよう日本


アメリカではIT企業を中心に人材獲得競争が激しくなっていることもあって
あの手この手の福利厚生が広がっている。
AIを使った広告サービスを提供している会社。
ペット同伴で仕事をすることができる。
この会社は毎日10匹以上の犬が出勤している。
福利厚生の一環としてペットの同伴を認めている。
(社員)
「ストレスがたまると犬と遊んだりするのよ。」
お金をかけずに福利厚生を充実させ
優秀な人材を確保する狙いがある。
(ガムガム フィル・シュレーダー社長)
「ペット同伴を認めることで会社の良さを伝えられる。
 他社と差別化が図れる。」
驚くような育児休暇制度も登場している。
アマゾンドットコムは
社員の配偶者が別の会社に勤め育児休暇制度がない場合には配偶者の給料も支払ってくれる。
海外旅行の費用を負担する会社も。
ソフトウェア会社のエピックは
訪問先が初めての国だった場合旅費を補助する制度を設けている。
広がる福利厚生。
この流れをとらえようとするビジネスも現れた。
それはガソリンの配達。
会社の駐車場に出向き社員が働いている間に給油をするサービスである。
このサービスを利用しているテネシー州の会計事務所。
1人月々約1,800円の会費を会社が福利厚生として負担している。
(会計事務所の社員)
「本当に便利。
 給油しなければと考えなくてもいいのよ。」
このサービスを行っている会社の名前はYOSHI。
日本語の “よし行くぞ!”が気に入った創業者が命名した。
ガソリンの配達だけでなく洗車やオイル交換も行う。
通勤には車が欠かせないアメリカ。
走る距離も長いのでガソリンスタンドで頻繁に給油しなければならない。
この時間と手間を省くことが“新たなビジネスになる”とこの会社は考えたのである。
福利厚生に力を入れる企業が増えていることから事業は急拡大。
創業わずか4年だが現在全米20都市でサービスを展開している。
(ヨシ 共同創業者 府ブライアン・フリスト社長)
「特徴ある福利厚生を企業は導入している。
 もっとも大事なのは従業員の時間だよ。
 取り返しようがないからね。」
働く人の満足感をどこまで高められるのか。
企業の工夫が人材獲得の成功につながる時代になっている。





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