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平成元年の優勝校 東邦 “友情応援”を力に

2019-04-24 07:00:00 | 報道/ニュース

4月1日 おはよう日本


愛知の東邦高校。
マーチングバンド部が海外遠征のため甲子園の応援ができなくなり
ある強豪校に友情応援を依頼した。
東邦のアルプススタンドで演奏しているのは交流のある大阪桐蔭高校の吹奏楽部。
去年 春夏連覇した強豪である。
大会直前 東邦のマーチングバンド部は大阪桐蔭を訪れた。
マーチングを生かした東邦名物の“踊る応援”を伝授するためである。
大阪桐蔭の部員たちは激しい動きに戸惑い気味。
(大阪桐蔭 吹奏楽部 井上里菜部長)
「ザ・マーチングという感じ。
 できるのかなという複雑な気持ち。」
最初は見よう見まねだったが
そこは全国コンクールの常連。
5時間の練習でしっかりマスターした。
(大阪桐蔭 吹奏楽部 井上里菜部長)
「任せとけという感じ。」
迎えた準々決勝。
東邦は4回2塁1塁のチャンスで8番成沢。
タイムリーツーベースで2点を先制。
応援が力になったと笑顔を見せる。
さらに1点差に詰め寄られた中盤。
大阪桐蔭のオリジナル曲 「You are スラッガー」を披露。
春夏連覇を後押しした ここ1番の曲でエールを送る。
すると東邦打線がつながる。
6回にヒット6本を集めて5点を挙げ
試合を決めた。
(大阪桐蔭 吹奏楽部 井上里菜部長)
「応援が少しでも力になれたらなと。
 すごくうれしい気持ち。」
(東邦 石川昴弥主将)
「音もきれいだし大きいし
 自分たちの力になっている。」
友情応援に背中を押された東邦。
優勝した平成元年以来30年ぶりのベスト4進出である。
東邦のマーチングバンド部は30日に海外遠征から帰国し
準決勝には大阪桐蔭と合同で演奏する。

 

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