![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ec/0812e405120bb1e9fe1b372a1bb203a0.jpg)
3年生は、6月に行った沖縄修学旅行から帰ってきてから、沖縄をイメージする図案を考え、Tシャツにプリントしました。(美術の授業)
いま、その内の何点かが、A棟とB棟の間の渡りローカに展示されています。
ある生徒は、沖縄のシンボルの花ともいえるハイビスカスを描いています。またある生徒は保護が叫ばれているウミガメ、さらには平和に関係した絵を描いています。サンゴやシーサーを絵で表している生徒もいます。
沖縄と言えば、いま新聞やテレビで報道されるテーマは平和や基地問題がほとんどを占めています。
しかし、沖縄は戦争や基地問題だけで語れるものではありません。美しい自然、美味しい食べ物、豊かな文化が溢れています。
沖縄へ行った生徒たちは、沖縄が発しているメッセージをおのおのに受けとり、絵で表しているのです。
ただし、いまの沖縄は基地問題を抜きには語れないことも事実です。沖縄問題は、自然、文化、人、食べ物、音楽などをきっかけに、沖縄が好きになり、それを入り口にして、おのおのの生徒が平和の大切さを考えていくことができると思います。
このように平和の学習だけを詰め込んで考えさせるのではなく、さまざまな角度から広く学び、沖縄への関心を高めながら、抱える問題を掘り下げる方法が、三中で進めている人権教育です。
平和といえば、三中では夏休み中に、全校生徒が平和作文を書きました。それらの作文の中には、キラッと光る感性で書いているものが何点かありました。
平和について、現在のわが国の状況をみつめ、自分のあるべき行動を打ち出している生徒もいました。
優れた作文は、今度、全校生徒の前で読んでくれることになります。