
経験上、私は思うのですが、教員は無条件で生徒を愛することが、すべての原点になるということです。
生徒を指導して、その生徒が良い方向に変わっていく場合があります。
一方で、生徒を指導しても、期待しているように、変わらない場合もあります。
でも、見返りを求めずに、何があっても生徒を愛すること。
生徒の内なる成長の力を信じて、かかわり続けること。
この姿勢をなくしてしまうと、教師の学びはなくなってしまいます。
無条件の愛とは、大切な人だけにかけるものではない。
自分自身を愛し、大切な人を愛し、すべての生徒を愛する。
学級担任、学年教職員、部活顧問ではなくても、学校には自分と関係のない生徒はいないという態度で、すべての教師は教職にあたるべきです。