
昨日の授業研究に続く話題を提供します。
いま、文科省はアクティブラーニングの授業を、奨励し、学校での実践を求めています。
最近では、アクティブラーニングに代わり、「対話的で、主体的な学びのある授業」と言葉をかえ、新しい学習指導要領に盛り込んでいます。
箕面市には、「箕面の授業の基本」という、アクティブラーニングに通じる授業のマニュアルがあります。
教育委員会が、現場の先生といっしょに作りました。
学習のめあてがあり、発問、自分で考える。考えたことをグループで(全体で)交流する。
グループワークから、全体に戻し、発表する。
それにより、さらに自分の考えをさらに深めて、学習のまとめにつなげ、最後に学んだことをふりかえる。
おおざっぱに言えば、このような学習です。
形はマニュアル的に決まっています。
マニュアルはあったほうがいいです。とくに、授業経験の少ない教員には助かります。
まずは、基本に忠実に授業をやったほうがいいのです。
その上で、授業の形を変化させ、応用していくのです。
形をもつ人が形を破るのが「型破り」。形がないのに破れば「形なし(かたなし)」。
授業のプロになるのは、なかなかたやすいことではありません。