先日、子どもの話を聴くポイントを紹介しました。
あのブログは、子どもとの信頼関係づくりの基本として、聴くことに徹する際の臨床心理的なポイントです。
しかし、実際の家庭生活・学校生活の場面では、話し合いをする場合も多くあります。
会話とは「話し合い」ではなく、「聞き合い」である。聞くことをしないと説得力をもたない。
この言葉は、リコーのもと会長 浜田広さんの言葉です。
ひとは感情をもつので、どうしても「話したい」という気持ちが働きます。
まして、商談なら、なおさらです。
自分も受け相手も、自分の言いたいことを話し合うよりも、お互いが相手の主張や考え、意見を聞き合うほうが、会話はスムーズに進みます。
本当に相手に関心があれば、人は自ら質問します。
親と子、教師と生徒も言い合う関係でなく、聞き合う関係で会話をしたいと思います。
話を聞いてくれる人には、自然とたくさんの人が集まってきます。