箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

会話は「聞き合い」

2017年09月25日 15時01分00秒 | 教育・子育てあれこれ




先日、子どもの話を聴くポイントを紹介しました。

あのブログは、子どもとの信頼関係づくりの基本として、聴くことに徹する際の臨床心理的なポイントです。

しかし、実際の家庭生活・学校生活の場面では、話し合いをする場合も多くあります。

会話とは「話し合い」ではなく、「聞き合い」である。聞くことをしないと説得力をもたない。

この言葉は、リコーのもと会長 浜田広さんの言葉です。

ひとは感情をもつので、どうしても「話したい」という気持ちが働きます。

まして、商談なら、なおさらです。

自分も受け相手も、自分の言いたいことを話し合うよりも、お互いが相手の主張や考え、意見を聞き合うほうが、会話はスムーズに進みます。

本当に相手に関心があれば、人は自ら質問します。

親と子、教師と生徒も言い合う関係でなく、聞き合う関係で会話をしたいと思います。

話を聞いてくれる人には、自然とたくさんの人が集まってきます。