箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

美しい言葉をつかう

2018年08月13日 09時14分25秒 | 教育・子育てあれこれ




授業をするとき、私は「〜です」とていねいな言葉を使うように心がけて、実践してきました。

友だちに使うような言葉は、授業で使うには望ましくないです。また、きたない言葉を生徒に使うのもよくありません。


ところで、人は、加齢とともに、その美貌は劣化していくのが普通です。

しかし、60歳近くになっても、美貌を維持している女性がいました。

「美しさを保つために、ふだんから心がけていることは何ですか?」と問われ、その女性は答えました。

「そうね・・・。できるだけ美しい言葉しか、口にしないようにしているわ」


ありがとう。
素敵ですね。
素晴らしいわ。
がんばってね。

このような言葉が、美しい言葉です。


また、彼女は、次の言葉も残しています。

「忘れないでください。
歳をとったら、自分には『二つの手』があるのです。
一つは自分を助ける手。もう一つは他人を助ける手です」

自分のためだけでなく、誰かのために生きている人は、優しさと強さを持っています。

この女性とは、オードリー・ヘップバーンです。

教員というのは、ある意味で、他人を助ける機会が多い仕事です。

教員こそは、美しい言葉をつかう方がいいというのが、私の考えです。