
平和の学習をすると、中学生が、感想でよくいうことばがあります。
「戦争中は、当たり前のことが当たり前でなかったことがわかた」と夏休みの課題であった平和作文によく書いています。
私が、魅力を感じる人の中に、平田オリザさんがぃます。
彼はケストナーの児童文学「どうぷつ会議」を、中学生のときに読んだことを思い出し、次のように書いています。
この本を動物と人間を対比させ、人間の愚かさを描いている作品と評しています。
その例として、
2004年に日本プロ野球は、ストライキをしたことがあります。
当時、プロ野球は下火になっていると言われていました。
でも、いざストが行われると、ナイターのない夜をさみしいと感じた人が多くいました。
人間って、いちばん大事なものは、失ったときにわかるということです。
そうなのかもしれません。
「星の王子さま」では、「いちばん大事なものは、目に見えない」と言っています。
いちばん大事なもの、それは人によってことなるでしょうが、中学生には、例えば衣食住について、ありがたかさを感じるべきかもしれません。
当たり前のようにご飯を食べれたり、着たい服を着れたり、学校に通えることなどは、あまりにも当然すぎて、その大切さを感じることは少ないです。