先日、長女がパートナーと子ども(わたしにとっての孫)を連れて、我が家に里帰りしてきました。次女も合流して、私たち夫婦との6人でひとときを過ごしました。
夜に回転寿司に行き、つかの間でしたが、大家族になりました。
べつに特別に豪華な料理を食べているわけでもない、高価な旅館やホテルに旅行するわけでもない。
それでも、家族がいて孫がいて、仲よくたわいもない会話をするひとときを過ごせる喜びを感じました。
人生100年時代といわれますが、私たちの人生はいやおうなく長くなる傾向があります。
しかしその人生は一日一日の積み重ねから成り立ちます。
その日、あるいはその短い時間に、どう考えるか、どう行動するかで人生のありようがきまってくるのでしょう。
ささやかな日々の暮らしのなかにかけがえのない喜びを感じることができるなら、人はしあわせを感じます。
いまの暮らしがしんどいから、もっとよくなればいいのにというように、これから先がよくなっていくことだけを期待して、それにたよるならば、かけがえのない、いまのしあわせを味わうことができません。
私たちがしあわせをいつ感じるべきでしょうか。
それは、今です。
しあわせとは今、この瞬間に感じるものです。