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地球温暖化による熱中症発症が夏季に増加しています。
公立学校の教室の冷房は、いまや学習のための必須条件です。
このたび、今年9月1日現在で、普通教室でのクーラー設置状況は、92.8%になりました。
前年度は77.1%でしたので、今年でかなり設置が進んだといえます。
ちなみに、数年前までは学校の普通教室冷房化率0%の自治体がありましたので、ここ数年で一挙に学校の冷房化が進んだことになります。
(ただし、今年の92.8%の冷房化率にはスポットクーラーも含まれています。)
特別教室は小中学校が48.5%から55.5%、高校が43.7%から46.8%、特別支援学校が75.2%から84.4%へと伸びました。
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体育館は天井が高く、冷房効率に課題がありますが、徐々に学校の体育館にも設置する場合が増えてきています。
もう、今の時代、冷房なしでの夏季の学校の学習はできないのが実情です。
ただ、今は新型コロナウイルス対策で、換気をしながら冷房をするので、体育の授業や学校行事、部活動もさまざな工夫が学校に求められています。
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