箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

学校の冷房化進む

2020年10月16日 08時16分00秒 | 教育・子育てあれこれ

 

地球温暖化による熱中症発症が夏季に増加しています。

 

公立学校の教室の冷房は、いまや学習のための必須条件です。

 

このたび、今年9月1日現在で、普通教室でのクーラー設置状況は、92.8%になりました。

 

前年度は77.1%でしたので、今年かなり設置が進んだといえます。

 

ちなみに、数年前までは学校の普通教室冷房化率0%の自治体がありましたので、ここ数年で一挙に学校の冷房化が進んだことになります。

 

(ただし、今年の92.8%の冷房化率にはスポットクーラーも含まれています。)

 

特別教室は小中学校が48.5%から55.5%、高校が43.7%から46.8%、特別支援学校が75.2%から84.4%へと伸びました。






体育館は天井が高く、冷房効率に課題がありますが、徐々に学校の体育館にも設置する場合が増えてきています。


もう、今の時代、冷房なしでの夏季の学校の学習はできないのが実情です。


ただ、今は新型コロナウイルス対策で、換気をしながら冷房をするので、体育の授業や学校行事、部活動もさまざな工夫が学校に求められています。




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