日本で、電子書籍を含み、月に1冊も本を読まない人(16歳以上の成人)がついに5割を超え、6割以上になることが、2023年度の「国語に関する世論調査」(文化庁)で明らかになりました。
比較対照できる2008年度以降では最多となりました。
2018年の結果より、月に1冊も本を読まない人が顕著に増えたことがわかりました。
これは、年齢や地域に関係なく、まんべんなく増えているのです。
スマートフォンやSNSの普及が原因と考えられます。
それは、本を読まないと答えた人が、インターネットで記事などを読んでいるのはほぼ毎日と答えていることからわかります。
その点で見れば、人が「活字離れ」になっているのではないといえます。
2018年度にスマホ・タブレットは普及していたのですが、この5年間で多様なアプリが充実してきて、人は本からスマホ・タブレットに乗り換えたということでしょう。
これは読書離れを顕著に示しており、以前にわたしは何度かブログにのせていますが、思考力、深い思索の弱体化につながるいう危機感をもちます。
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