孟子の言葉の一つに「為さざるなり、能(あた)わざるに非(あら)ざるなり」があります。
できないのはやろうとしないからであり、できないからではない。
このような意味でしょうか。
また、次の言葉も孟子が残しています。
「至誠にして動かざるものは、未(いま)だこれ有らざるなり」。
誠の心で尽くせば、この世に心が動かない者はいない。
このよに解釈します。
このような言葉は、2000年以上の時空を越えて、今もなお残っています。
長い歴史を通して残っている言葉や考え方があるのは、国を越えて多くの人びとが必要とするから残っているのです。
人がどう生きるかという問いに対しては、そういう言葉からしか答は出てこないのかもしれません。
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