Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

良き一日。

2015年12月13日 22時18分57秒 | EXHIBITION


先日の展覧会、「入口展」では
後半のとある日に受賞のパーティーを開いて頂いた。

写真が届きました。
なんだか自分ではないみたい。

この日はギャラリートークの事で頭がいっぱいだった。
で、くす玉とか、全く聞かされておらず
いきなりきたのでびっくりして
妙に冷静になってしまった。
照れくさくもあり、うまく喜びを表現できなかった…
と、思い込んでいたが
写真の自分は意外と大喜びじゃん(@_@;)
「冷静な自分」というのは、単なる思い込みなのかもしれない。


羽黒洞の品子社長をはじめ
人人会の作家仲間、羽黒洞のスタッフさん
そしてたまたまこの場に居合わせたお客さま

皆様、本当にありがとうございました。

写真を見て、何度でも感謝と感動がこみ上げてきます。

その後ギャラリートークへ。
私の作品の内容がややこしいので、頭の中はパンパンでした。

ようするに
生と死とを繰り返すこの世界は
何か(誰か)と何か(誰か)が出会い、関係を持つことによって続いていく、
それは人間に限らず命を持つものすべての法則であると、
そしてその関係の一つには性があり
それによって命は生まれ、しかし必ず死ぬ

そこを省いては世は繋がらないのだ、
生と死の二元論ではなく、性を間にいれて中軸にして

生と死をぐるぐる回していきたいのだ、
などとブッ飛んだ話しを力説。

このすぐ後にお越しくださった、とある学芸員の方にも
もう一度これを力説したところ
仏教経典のヒントを頂き、現在勉強中です。
羞恥心なんかは かなぐり捨てて
何でも話してみるものです。

関係する本を読みながら
幼い頃京都で祖母が毎朝お経をあげていたことを思い出した。
ふーっと心は京都に戻り
もう一度祖母と出会っています。


この日、駆けつけてくれたコウヂくん。

倍音の音色は大好き。
ここにも、何か妙に惹かれる謎のルーツがあるように思えてなりません。

コウヂくんは長崎に住んでいますが
私が展覧会をやるときは大抵コウヂくんにも何かがあり
東京に来ていることが多い。
これも縁としか言いようがありません。

良き一日

この日をピークに下り坂にならぬよう(笑)
気を引き締めてまいります。