Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

詩と思想 9月号 特集ジェンダー

2022年09月13日 21時43分35秒 | EXHIBITION
寄稿「解剖図と春画ー身体風景を求めてー」『詩と思想』9月号 "特集ジェンダー" 土曜美術社出版販売

寄稿のお話しを頂いたのは随分前のこと。
「何か書きませんか?」的なふわっとしたお誘いでしたので
私は詩を書くのでしょうか?(@_@;)
内心それはちょっとありえない、と思っておりました。

やがて詩ではなくて寄稿だ、ということがわかりほっとしましたが
だんだん話しが具体的になるにつれ、それがジェンダー特集号だということがわかった。

だからか。
だから私に話しが来たのだ。それこそがジェンダーだ、と思った。
私は解剖学がベースなので、性差は構造として興味を持っています。
ジェンダー関係ないのに。
とはいえ、作品は見る人のためのものでもあるので
ジェンダーと関連づけて見る人だって居る。それは仕方ないかもしれません。





「解剖図と春画ー身体風景を求めてー」
絵を描く動機、解剖図に対して春画を取り入れたきっかけ、墨の話し、人拓、
そして今後の展開についてを参考文献等ご紹介しながら6頁にわたって書かせていただきました。
また、この号の巻頭座談会は面白いです。
一言にジェンダーと言っても複雑で私は混線しがちですが、すっとほどけて整理につながりました。
ご興味のある方、是非お手に取ってお読みいただけましたら幸いです❣️
よろしくお願いいたします。
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また、座の会が終わってほっとする間もなく、
大阪での個展が決まりました。
これは昨年秋に二人展でお世話になったワイアートギャラリーさんです。
昨年の秋、っていうかもう何年も前のことのよう。。。
 
『いのちを繋ぐ 生と性と死』亀井三千代展
9月21日(水)~9月27日(火) ・26(月)休廊
11:00-19:00 / 23(祝) , 25(日) , 27(火)は17:00迄

★画廊コメント
身体の解体と新たな再生を制作のテーマにしている亀井三千代さんは、
現在は墨と岩絵の具、膠、アクリル、和紙をもちいて人体を描いています。
解剖学を学んだ上で表現される血管や神経の描写は純粋な形態の美しさを発見させます。
墨の繊細でなだらかな濃淡の諧調の表現は生命の輝きを感じます。額装、パネル装 屏風など20点を展示

現在猛烈準備中。
詳細は後日お知らせ致しますので、どうぞよろしくお願いいたします!




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