Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

高尾太り

2011年05月02日 11時01分41秒 | 旅行



天国のようなこの光景は
高尾山の奥、
城山山頂

といっても、植林されたもの。
この木のほかにも
スイセンやチューリップなど
斜面は輝くばかり、
お花畑が広がる。

毎年、この時期に高尾に入る。
私の山開き。
年の初めは絶対に高尾と決めている。

路の途中の寺や神社で
その年の安全を祈りながら、
家族や友人の無事を祈りながら登る。

テレビドラマやミシュランのおかげで、
高尾の山頂までは、すごい人、人…

でもその奥は
ぐっと人も減り
山らしくなる。



写真だと伝わらないけれど、
山の中では、
鳥の声がずっと聞こえていい気持ち。

路で一人きりになった時、

急に風が吹いてきて
ざわざわ木々をゆらして
その風が頬を包んで
あまりにもやさしくて気持ちよくて
目を閉じた。

自然に涙が出る

身体の中まで
吹き抜けていったようだ。




城山山頂で恒例の
なめこ汁とおでん。

写真にすると質素ですが、
これは、本当に美味しいんですよ!!

山頂でのお食事は
最高に贅沢!
最高に幸せ。。。


下山途中でみごとな八重桜に出会う。


今年は、地震のせいで
何となく落ち着かなく
気づいたら桜は終わっていた。
この山で
今年の桜をちゃんと見たように思う。

ぼんぼんとした重み。
円くてかわいい。

たとえようもない

「美しい」という言葉では
おさまりきらない。

ここに来てよかった。



完全に山を降りて
山菜とろろそばを食べる。

なめこ汁ほどの感激はないが
そばを食べないと登山は終われない。

なぜか2Kg
太りました。

なぜでしょうか…



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