11月に個展をひかえています。
個展を開催するのは3年ぶり
テーマを持った絵画は、ずっと連続して制作していますが
その隙間にぽっと違ったものが描きたくなる
そんな絵がたまりました。
自分の制作主題から完全にずれているので
企画をしていただいている画廊さんには申し訳なくて
出していませんでしたが…
じゃあ自分で自分を企画するか、という考えに至りました。
展覧会タイトルは「潜む絵/ひそむえ」です。
私の中に潜む「何ものか」たちを展示いたします。
自分企画なので
今まで築いてきた人間関係に頼ることからはじめ…
結果、それが良い経験になっています。
画廊はポルトリブレ*¹
アットホームな画廊で、
羽黒洞さんとも仲の良いオーナー平井さんには
今までずいぶん良くしていただきました。
案内状をデザインをして下さったのは
尊敬する作家さんからご紹介いただいたデザイナーさん。
時々3人で展覧会をまわったり、お茶をしたりしていましたが
今回は完全にお世話になりました。
この人は、
ずっと長くそばにいても居心地の良い、ふわふわな天使みたいな人です。
「潜む絵/ひそむえ」のロゴのデザイン、
切手貼り付け部分はよくよく見ると「亀」のマーク❤
微妙な色使い、などなど沢山の素敵なアイデアをハガキに添えて下さいました。
そして額装は
以前にも少し書かせていただいた若い職人さん*²。
http://blog.goo.ne.jp/michika-6/e/b373d203a17a1b6f12dd7e30c006fb1f
志木の工房に絵を持ちこみ
そこにある素材に合わせながら
打ち合わせをいたします。
ある時こんな隠し球が出てきました。
骨?フジツボ?
妙な素材
写真だと分かりにくいのですが
内側にまるくカーブしています。
ボコボコしたところは…
企業秘密かもしれないので
ここでは書きません。
興味のある方は
直接訪ねてみて下さい(笑)
彼と話をしながら
今回の展示には、もう間に合わないアイデアもわいてしまい(@_@;)
来年に持ち越します。
早く実現してみたい!
この職人さん、正直あまり紹介したくないのですが、
その考え方だと「閉じて」しまうので
今回はばっちりご紹介いたします。
ところで
現在荒川区のとある施設で、リハビリ水彩画という講座を
受け持っています。
この講座の生徒さんや施設の方々には
私にとって生涯忘れることの出来ないような
素晴らしい体験をさせていただいております。
先日センターのフェスティバルにて
荒川区のゆるキャラ「あらぼう・あらみい」と遭遇
着ぐるみ好きの私としては大興奮でありました。
私がバイトで入っていたころと比べ、着ぐるみも進化しているようです。
*1 ポルトリブレ http://www2.tbb.t-com.ne.jp/portolibre/
*2 マルカツアートスタジオ
〒353-0001 埼玉県志木市上宗岡4丁目27-19
048-487-0123マルカツアートスタジオについて:
いわゆる額縁やさん(安価で早く作る事ができ機動性に優れる)とは違います。
仕上がりまである程度の時間がかかり、配達も困難なため、
私は搬入日と作品数をあらかじめ伝え、少なくとも1ヶ月以上前には志木の工房に持ち込むようにしています。
カタログがないので、作品意図や展覧会の内容を直接伝えディスカッションし、規格在庫を使わずに全て造る為、
若干価格が高いと感じる人もいるかもしれませんが、仕上がりを見ると決して高くはありません。
仕上がりましたら、引き取りに行くか、画廊に郵送していただくことになります。
額縁は作品と地続きだと思います。共感できる方はマルカツさんをおすすめいたします。
(詳細は直接おたずねください。電話に人が出るまでしつこく鳴らして下さいネ❤)