緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

真夏の東京シティビュー:北西~東方向(皇居方向からJR浜松町駅方向まで)

2012年08月17日 11時32分52秒 | 城南・港区全域


8月上旬の快晴の平日、港区の六六(六本木六丁目)に建っている六本木ヒルズ森タワー52階の「東京シティビュー」へ行ってきました。以前同じ森タワー内の森アーツセンターで開催されている大英博物館古代エジプト展を訪れた後に展望台から眺めてみたのですが、その日は薄曇りだったのです。なので快晴の天気の日にもう一度訪れたいと思ってたところでした。




以前に大英博物館古代エジプト展を訪れた時と同じように、3階のチケットカウンターで入場券を購入し(東京シティビューとスカイデッキの併用で1800円)、専用エレベーターで一気に52階まで移動します。海抜250メートルから360度の展望を楽しむことができます。真夏の季節なのでやや空気が湿っている感じが否めませんが、文句なしの快晴の天気の東京を見渡すことができました。




シティビューより北西方向(JR新橋駅方向)。港区の北部(新橋・虎ノ門・赤坂)や千代田区全域の業務集積地区と呼ばれている界隈は高層ビルが密集しています。新橋駅や東京駅周辺は再開発工事によって100~200メートル前後の高層ビルが林立していますが、赤坂や虎ノ門といった界隈も近年では高層化が進んでいます。




ズームで撮影してみると、六本木一丁目地区にバブル経済が始まる直前に完成した再開発エリア「アークヒルズ」の高層ビル群が見えます。緑が立っている六本木ヒルズを始め、港区界隈の再開発工事は「森ビル」が多く関わっています。手前の積み木細工のような高層ビルは「泉ガーデンタワー」、旧住友会館及び住友麻布ハイツアパート、多くの民家、そしてアパート、小規模マンションの跡地に2002年に再開発工事によって竣工しました。




JR東京駅方向のさらに奥には墨田区の業平橋に建っている「東京スカイツリー」が見えました。以前に東京スカイデッキに訪れた時は雲に霞んでいてあまり見えなかったのですが、この日はくっきりと輪郭を捉えることができました。それにしても高さ634メートルの構造物の持つ存在感は約5キロほど離れた六本木から眺めても圧倒的だと思います。




北西方向の真下を見下ろしてみると、六本木六丁目・六本木五丁目界隈の住宅地が広がっています。同じ都心三区である千代田区や中央区が業務地区となっているビル群が多いのに対し、港区内は住宅地の割合が比較的多いのが特徴です。比較的標高が高い地域なので古代から人が住み続けてきた場所でもあるのです。




真下に見える、カーブしている大通りは港区内を東西に横断している「外苑東通り」です。海抜250メートル上から見下ろしていてもわかりずらいですが、このあたりは非常に起伏の富んだ地形で、多くの坂が存在し、建物は斜面の上に立っている場合が多いです。右下の建物は六本木ヒルズの再開発工事と共に竣工した「テレビ朝日本社ビル」です。




シティビューより赤坂・永田町方向。写真内の中央を横断している首都高速3号渋谷線の高架橋の左側にはアメリカ大使館宿舎の敷地の緑地帯が写っていて、その北側は国会議事堂や総理大臣官邸を中心とした「日本政府の中枢」地域が広がっています。




シティビューから北北西方向(JR東京駅方向)をズームで撮影してみると、皇居や皇居外苑の広大な緑地帯が見えます。鬱蒼とした木々に覆われている皇居内には御所があり、両陛下がお住まいになっています。皇居の北側の丸の内・大手町も高層ビルが密集しています。




東京駅丸の内や大手町の高層ビル群を可能な限りズームで撮影してみました。タワークレーンが3機並んで建設工事が行われている高層ビルは「(仮称)大手町1-6計画」(計画名は「東京プライムステージ」)です。高さ199メートルと丸ビルや新丸ビルとほぼ同じ高さのビルが誕生します。上の写真のやや右寄りの「グラントウキョウノースタワー」「サウスタワー」の双子ビルの脇に東京駅があります。




北西方向(JR新橋駅方向)をズームで撮影してみると、頭頂部が絞られてるツインタワーが見えます。標高24メートルの愛宕山脇において森ビルによって再開発工事がなされた「愛宕山グリーンヒルズ」です。曹洞宗青松寺を囲むようにツインタワーが建設されています。その奥には「汐留シオサイト」の高層ビル群が見えます。




タワークレーンが立ち並んでいて高層ビルの再開発工事が行われている虎ノ門四丁目周辺(新橋と同じく北西方向)をズームで撮影してみました。2012年8月竣工予定となっている「虎ノ門・六本木地区第一種 市街地再開発事業」の真新しい高層ビル群が見えます。高さ198メートルの「アークヒルズ 仙石山森タワー」が写真の右側に写っています。




シティビューより東方向(JR浜松町駅方向)。東麻布や麻布台などの起伏に富んだ地形の上に広がっている住宅地と、その奥には芝公園の緑地帯が見えます。芝公園の東側を通っている国道15号線(第一京浜)から東京港にかけての周辺は、JR新橋駅から浜松町駅にかけてJRの線路に沿ってオフィスビル街が広がっています。




増上寺を取り囲むような芝公園の緑地帯の敷地の一角に建っている東京タワーです。東京シティビューの屋内展望台は地上からの高さは218メートルですが、森タワー自体が武蔵野台地の高台の上に建設されているので、実質的な高さは250メートルです。なので、東京タワーの第二展望台(高さ250メートル)と同じ高さの場所にいるのです。




東方向の更に先、東京港・臨海副都心方向をズームで撮影してみました。隅田川の河口と一体化されている東京港の広大な海面と、「臨海副都心」として整備されている13号地の埋立地が見えます。さらに奥には2012年2月12日に開通した中央防波堤外側埋立地と江東区若洲を結んでいる全長2618メートルのトラス橋「東京ゲートブリッジ」が見えました。




芝公園をズームで撮影してみました。東京タワーの付け根部分の左側に見えるのが「東京プリンスホテル本館」、右側に見えるのが増上寺の本堂です。東京タワーの南側にも中規模な緑地帯が点在していますが、「ロシア連邦大使館」の敷地です。




六本木ヒルズが建っている六本木六丁目(通称「六六」)周辺は標高が約30~40メートルあります。なので周囲から見ると建物の高さは270メートルくらいあると感じられるのです。

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