緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

厳冬の霞が関:真冬の時期の中央省庁街の散策 PART2

2014年02月03日 20時00分00秒 | 皇居周辺・城西


車の交通量や人通りが全く無いと言っていいほど閑散としている霞が関の中央省庁街の中を散策していきます。




交通量が少ない国会通りをズームで撮影してみると、武蔵野台地東端部に位置する「汐見坂」と、国会議事堂の真っ白な大理石のピラミッド屋根が小さく見えました。




戦前の「旧海軍省」跡地に建っている「中央合同庁舎1号館」の建物群を撮影しました。霞が関界隈は、戦前から続く中央省庁街となっています。




汐見坂の緩やかな上り坂を正面に眺めながら、散策を続けていきます。




汐見坂の坂下周辺に建っている「外務省本庁舎」の建物が見えてきました。




高度経済成長期以前や、戦前に建てられたビル街である霞が関周辺ですが、そろそろ建て替えの時期に近づいているのではないでしょうか。




桜田通り(国道1号線)と交差している「霞が関二丁目交差点」前にやってきました。このまままっすぐ進めば国会議事堂へたどりつくことが出来ますが、少し桜田門方向へ寄り道していきます。




桜田門二丁目交差点の全景と「外務省本庁舎」のビルを撮影しました。外務省や警視庁、警察庁を擁する区画が「霞が関二丁目地区」となっています。




外務省本庁舎の北側に建っている「中央合同庁舎2号館」を撮影しました。地上21階、高さ約100メートルと中堅規模の高層ビルですが、霞が関界隈では目立つ部類に入ります。




合同庁舎2号館内のフロアは総務省はほとんどを使用しており、それ以外には内閣府(国会等移転審議会事務局)・消防庁・国家公安委員会・警察庁・運輸安全委員会・海難審判所が入居しています。




武蔵野台地東端部の斜面に建っている外務省本庁舎、この建物は1970年(昭和45年)に完成しました。




外務省本庁舎の南側、国会通りを挟んで建っているのが霞が関の中央省庁街の顔である「財務省本庁舎」です。2001年1月の中央省庁再編において、大蔵省の廃止に伴い、その後継省として新設されました。




健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務とする財務省。現在の財務大臣は、2009年9月の政権交代時に総理大臣だった麻生太郎さんです。




財務省と外務省の二つの本庁舎の間から国会議事堂方向(西方向)へ向かって伸びている「汐見坂(しおみざか)」の全景を撮影しました。その名前の通り、坂上から東京湾の日比谷入江の海岸を眺めることが出来たそうです。




去年2013年12月の年末に、2014年度予算が閣議決定されました。各省庁が財務省に提出する概算要求の総額(一般会計)は99兆円台となりました。




財務省本庁舎の南側に建っている高層ツインタワーは、文部科学省や民間企業が入居している「霞が関コモンゲート」の複合施設です。



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厳冬の霞が関:真冬の時期の中央省庁街の散策 PART1

2014年02月03日 08時00分00秒 | 皇居周辺・城西


1月下旬の休日、東京地下鉄銀座線の虎ノ門駅にやってきました。休日なので人通りが全くない霞が関の中央省庁街や国会議事堂、最高裁判所周辺を散策していきます。日本の政治行政、司法の中枢の街並みを歩いていきます。




外堀通りの「西新橋一丁目交差点」前から内堀通りの踊りを北へ向かって歩き、日比谷公園方向へ向かいます。この界隈は新橋地区のオフィスビル街の雰囲気が強いです。




しばらく道なりに歩いていると、前方に「経済産業省本庁舎・別館」の建物が見えてきました。経済産業省単独の庁舎ビルを2つも持っているなど、霞が関地区の中では政治的発言力の多い省庁の一つです。




日本の民間企業の発展や経済活力の強化を任務とする経済産業省、現在の経済産業大臣は自民党所属の衆議院議員の茂木敏充さんです。




経産省本庁舎の向かい側に建っている「飯野ビル」を見上げて撮影しました。大手海運会社である「飯野海運」の本社機能が入居していて、この高層ビルは2011年秋に建て替えられました。




人の気配が全くない経済産業省本庁舎の建物の脇を通り抜けていきます。




2001年(平成13年)1月の中央省庁再編により、通商産業省から移行する形で設置されました。前身の通商産業省は、かつては日本経済ないし「日本株式会社」の総司令塔として高度経済成長の牽引役とされてきました。




2011年3月11日の東日本大震災以降は、福島第一原子力発電所の事故で東京電力と連携してその収束や、今後の脱原発政策の議論の中枢として存在感が増してきています。




3月12日に1号機建屋が水素爆発を起こして以降、テレビ報道に頻繁に見かけることが多かった「原子力安全・保安院」も、経済産業省の外局である資源エネルギー庁の特別の機関でした。




内堀通りと国会通りが交差している「西幸門前交差点」前にやってきました。交差点前に広がっている広大な緑地帯は「日比谷公園」です。この日は日比谷公園内も人の気配がほとんど感じられませんでした。




西幸門交差点前に建っている「中央合同庁舎5号館別館」や「合同庁舎1号館別館」の建物群を撮影しました。これらの合同庁舎群は戦後の1950年代~1960年代にわたって建設されました。




西幸門交差点を左へ曲がり、国会通りを散策していきます。




内幸町のオフィスビル街から霞が関の中央省庁街の中を東西方向に通り、国会議事堂前まで伸びている「国会通り」を歩いていきます。休日の午前中なので、車も人通りも全くと言っていいほどありませんでした。




農林水産省や水産庁、林野庁などの象徴が入居している「中央合同庁舎1号館」の建物群です。なおこの庁舎がある場所は、かつて「旧海軍省本館」があった場所なのです。




霞が関の中央省庁街の中のイチョウ並木道も、今の季節だと枯れ木状態となっています。この日の東京都心部は雲一つない快晴の青空でしたが、非常に気温が低く寒かったです。




左側を見渡してみると「日本郵政グループ本社ビル」が見えてきました。このオフィスビルは2007年(平成19年)の郵政民営化以前の旧郵政省本省庁舎、旧郵政事業庁本庁庁舎、旧日本郵政公社本社社屋として使われていた「日本郵政ビル」をそのまま使用しています。



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