さくら坂とサカス坂の合流地点にやってきました。赤坂五丁目地区の閑静な山の手の住宅密集地帯のすぐ脇にあるこの界隈は、人通りは全くと言っていいほどありませんでした。
二つの坂の合流点付近には、「関山(かんざん)」や「思川(おもいがわ)」といった種類の桜が散策道に沿って植えられています。
さくら坂周辺は「麻布台地」と呼ばれている標高30メートル前後の丘陵地帯となっていて、その斜面には赤坂五丁目地区の住宅密集地帯が広がっています。
赤坂サカスの敷地の西側一帯は、赤坂御用地の広大な緑地帯の南側に広がる住宅密集地帯とつながっていて、昔からあるような民家と、中高層マンションなどが混在しています。
坂上周辺には「普賢象(ふげんぞう)」という種類の桜の木々が植えられています。これらの種類の桜は、4月の下旬くらいから咲き始めるのだそうです。
坂上の丘陵地帯の上に建っている高級賃貸マンション「赤坂ザレジデンス」の高層タワーマンションの手前側で、さくら坂の通りは緩やかな左カーブを描いていきます。
坂上付近から振り返って撮影しました。人通りや車の姿も全くと言っていいほどありませんでした。
赤坂ザレジデンスの高層タワーマンションと、TBS放送センターの間を、さくら坂から続く通りはまっすぐ伸びていきます。この通りを更に進むと、赤坂七丁目地区の住宅街へ出ることが出来ます。
元来た道を引き返して、さくら坂を下っていきます。
さくら坂の途中から、赤坂サカス敷地の西側「赤坂五丁目地区」の住宅密集地帯の中に降りられる階段が整備されていて、階段を下りてみました。
赤坂サカスの敷地と、赤坂五丁目地区の住宅地の境界周辺を少しウロウロしてみます。
階段下から「赤坂ザレジデンス」の高層タワーマンションと、TBS方向センターの高層ビルを見上げて撮影しました。
赤坂五丁目地区は太平洋戦争時に空襲を受けていないためか、戦前から残っているような民家の存在が目立ちました。
階段下から赤坂Bizタワーの高層ビルを見上げて撮影しました。
赤坂サカスとの境界部分は、切り通しのような地形になっていました。
午前中の時間帯の散策だったので、赤坂Bizタワーの壁面は、丘陵地帯側の壁面が影のようになっていました。
これで厳冬の赤坂サカスの散策は終わりです。