緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

真夏の六本木ヒルズ:緑の木々に囲まれている毛利庭園を散策する PART1

2013年09月14日 10時38分29秒 | 城南・港区全域


六本木ヒルズの緑地帯である「毛利庭園」の中を散策していきます。庭園の敷地内は真夏らしく、濃い緑の木々に覆われていて鬱蒼とした雰囲気に包まれていました。




散策道の周囲は広大な芝生広場に覆われていて、意外と起伏のある地形となっています。庭園のすぐ脇にはテレビ朝日本社ビルの建物がそびえるように建っています。




現在六本木ヒルズの敷地が広がっている六本木六丁目地区は、江戸時代は「麻布日ヶ窪」と言う地名で呼ばれていました。その名の通り、周囲を高台で囲まれている窪地のような地形が広がっていたのです。




江戸時代のこの場所には長府毛利家(長州藩支藩の長門府中藩)の屋敷が置かれていました。毛利庭園は、かつての屋敷に併設されていた大名庭園だったのですね。




現在六本木ヒルズでは「森美術館10周年記念展LOVE展」が開催されていて、毛利庭園内の池にはハートマークを模ったモニュメントが設置されています。




丁度六本木ヒルズ森タワーの建物の陰に隠れてしまう形で、庭園内の一角が暗くなってしまっていました。




正面には東京ミッドタウンのミッドタウンタワーの高層ビルが写っていますが、逆光状態になってしまいました。




毛利庭園の池の周囲に整備されている散策道を歩いていきます。気温が30度前後の真夏日の散策だったので、庭園内を歩いている人の姿はほとんどありませんでした。




振り返って撮影してみると、庭園の敷地の奥には六本木ヒルズの巨大な建物群が広がっているのが見えます。




2003年に六本木ヒルズが開業した際は、当時は都市再開発の中で緑地帯を設けることがすごく斬新で新しい試みだったのですごく印象に残っています。




その後の同じ六本木地区で2007年4月に開業した東京ミッドタウンでは敷地面積全体の半分に当たる、約5万平方メートルの緑地帯が整備されています。




庭園内の高台から毛利庭園の全景を撮影してみました。今となっては東京ミッドタウンの広大な緑地帯と比較すると、随分チマチマした庭園だなぁと感じてしまいます。




防衛庁本庁舎跡地という広大な土地を一気に活用できた東京ミッドタウンに対して、住宅地の地権者と人たちと10年以上の歳月をかけて土地を確保して開発した六本木ヒルズとでは、やはりコンパクトな造りにならざるを得ないのかもしれないですね。




庭園脇に小ぶりな高台として整備されている小山の中を散策していきます。庭園内や池を見下ろする事が出来ます。




この毛利庭園の木々や池は、六本木ヒルズの再開発工事に併せて全てが造り直されているのです。かつての毛利庭園の地面は、地下に埋まっているのだとか。



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真夏の六本木ヒルズ:六本木ケヤキ坂周辺を散策する

2013年09月13日 10時17分21秒 | 城南・港区全域


六本木ヒルズの敷地内の一角に建っている「テレビ朝日本社ビル」です。六本木ヒルズが竣工した2003年4月の前月の3月末にこの新社屋が稼働し始めました。




六本木ヒルズが竣工する以前、かつてこの界隈が住宅密集地だった時代からテレビ朝日の本社はこの場所に設置してありました。




テレビ朝日本社ビルの敷地の東側を通っているのは「六本木けやき坂通り」です。この辺りは東側(麻布十番側)へ向かって緩やかな傾斜地となっており、その上に施設が建設されています。




2棟のタワーマンションが建っている住居区画内も非常に起伏がある土地であり、斜面や坂などが存在しています。住居区画のすぐ外側は、元麻布地区の住宅密集地が広がっています。




真夏の時期の散策だったので、十区画周辺の坂や並木道などは鬱蒼とした濃い緑に覆われていました。真冬の時期に訪れた時は、枯れ木状態だったので見晴らしが良かったと思います。




住居区画周辺は人通りもなく閑散としていて、人通りが多かった森タワーや六六プラザ周辺と比較するとその落差を感じました。




一度元麻布地区の住宅地の中の道路歩いて、六本木ヒルズの敷地の南側(麻布十番寄り)へ移動しました。これから外苑東通り沿いに散策していきます。




六本木ケヤキ坂通りの坂下へやってきました。正面にはテレビ朝日本社ビルが写っています。




外苑東通りはこの先で緩やかな左カーブを描き、「六本木トンネル」内へ入っていきます。この六本木トンネルは再開発工事以前から存在していました。




六本木ヒルズのほど近い場所にある東京ミッドタウン・ミッドタウンタワーをズームで撮影しました。




緩やかな上り坂が奥へ向かっている約400メートル程の六本木ケヤキ坂を撮影しました。




坂の両側を高層ビルで囲まれているため、いつ訪れても薄暗い印象が強いのですが、すごくおしゃれな雰囲気の中を散策することが出来ます。




六本木ケヤキ坂の西側には、テレビ朝日本社ビルの建物が壁のように奥まで続いています。




11月の中旬ごろになるとケヤキ並木の効用を楽しむことが出来ますが、現在は濃い緑に覆われていました。




六本木ケヤキ坂から森タワーを見上げて撮影しました。



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真夏の六本木ヒルズ:六六プラザから住居区画を通り抜けて

2013年09月12日 20時07分09秒 | 城南・港区全域


人通りが多い六六プラザから、六本木ヒルズ森タワーを見上げて撮影しました。丁度午後の時間帯の散策だったため、プラザ内が森タワーの建物の影の中に入ってしまっていました。




六六プラザと直結している「ハリウッド・ビューティプラザ」の施設脇には小ぶりなバラ園が整備されています。とは言ってもバラが咲くのはこれからの季節になります。




六六プラザ内には多くのベンチが設置されていて、ビジネスマンや観光客の人たちが休憩していました。




バラ園の脇の階段テラスから六六プラザの人工地盤周辺を撮影してみました。六本木ヒルズの敷地は「麻布台地」と呼ばれている丘陵地帯の斜面や高台の上に位置しています。その地形の起伏を生かしたデザインとなっています。




輪を6つ並べたシンボルマークが六六プラザの壁面に打ち込まれていますが、これが「六本木ヒルズ」のコーポレートマークとなっています。




六本木ヒルズの敷地内の高台に相当しているテラスから、六本木ヒルズの東側に広がっている東麻布地区の市街地を撮影しました。高層オフィスビルやタワーマンション、住宅地が混在しているエリアです。




正面にそびえ立っている東京タワーの存在感が目立ちます。丁度2020年開催の東京オリンピックの招致運動がピークに達している時期だったので、夜になるとオリンピックの5色のライトアップが施されています。




基準以上の耐震強度を有している六本木ヒルズ森タワー、そばから見ていても普通の高層ビルとは違う「重厚感」が伝わってきますね。地震などの災害発生時には「自家用発電設備」を作動させて周辺地域に電力を供給する仕組みもあるそうです。




森タワーの高層階フロアにある「森アーツセンターギャラリー」、「森美術館」、屋内展望台である「東京シティビュー」の入り口であるミュージアムコーンの脇を通り抜けていきます。




道なりへ進むと六本木ヒルズの住居区画である「六本木ヒルズレジデンス」のエリアへと入っていきます。この界隈はビジネスマンや観光客の姿はなくなり、住民の人たちしかいません。




そしてその手前側にはテレビ朝日本社ビルに併設される形で設置されている「六本ヒルズアリーナ」の巨大空間が広がっています。




六本木ヒルズの敷地内の地形の起伏を生かして、散策道やデッキの上からアリーナを見下ろしたりすることが出来る構造になっています。




六本木ヒルズアリーナの奥には、曲線を多用している「テレビ朝日本社ビル」の建物が建っています。




そしてその脇の低地部分には六本木ヒルズの緑地帯である「毛利庭園」が広がっているのが見えます。後ほど毛利庭園内を散策してみます。




一度住居区画のエリアの中を突っ切って元麻布地区の住宅街の中を歩き、六本木ケヤキ坂の坂下まで周り込んでみたいと思います。




閑静な雰囲気が漂っているタワーマンション周辺を散策していきます。



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真夏の六本木ヒルズ:六本木通りから人工地盤「六六プラザ」へ

2013年09月11日 11時28分38秒 | 城南・港区全域


8月下旬の平日、東京地下鉄日比谷線の六本木駅にやってきました。2003年4月に開業して、今年で10年目になる六本木ヒルズを散策したいと思います。




六本木ヒルズの敷地が六本木通りと接してある場所に建っている「メトロハット」を撮影しました。日比谷線の六本木駅の地下通路から六本木ヒルズの敷地内へダイレクトにアクセスすることが出来る構造になっています。




六本木ヒルズは山手線環状部のほぼ中央にあり、アクセス手段は日比谷線や都営大江戸線、新橋駅と渋谷駅を結ぶ都営バスなどがあります。




メトロハット脇から「六本木ヒルズ森タワー」を見上げて撮影しました。開業から10年目に入る高層ビルですが、洗練されたデザインは10年経っても全く古さを感じさせません。




六本木通り歩道から六本木ヒルズの正門である「六六プラザ」の人工地盤へ伸びている階段を上っていきます。こうしてみると、階段周辺も緑化されていました。




森タワーやメトロハット、これから向かう六六プラザなど、六本木ヒルズの構造物は曲線を多用したデザインのものが数多くあります。それが逆に散策する人間にとっては施設の全体像を把握するのが難しい、という批判も存在します。




階段上から六本木通りと、通りの上に架橋されている首都高速3号渋谷線の高架橋、六本木の繁華街を撮影しました。大通り周辺は雑多な繁華街ですが、路地へ一歩入れば閑静な住宅街が広がっています。




メトロハットの建物をすぐ脇から見上げて撮影しました。




地上2階部分に相当している人工地盤「六六プラザ」内を散策していきます。六本木ヒルズを訪れるビジネスマンや観光客の人たちの流れはすべてこの人工地盤に集まる動線になっているので、人通りが多いです。




地下1階にある日比谷線六本木駅の地下通路からエスカレーターで一気に地上2階まで上がる構造になっています。




プラザの一角にはミストシャワーが設置されていて、多くの人たちがベンチに腰掛けて涼しさを満喫していました。




10年前の開業時に訪れた時には奇抜なデザインの建物ばかりで面食らった事を覚えていますが、現在では六本木の街並みの中に溶け込んでいると思います。




人工地盤の上には花壇や樹木などが植えられています。ビジネスマンの人たちにとっての憩いの場所でもあるわけですね。




散策道脇には人工の滝なども設置されています。




10年程前は若木状態だった人工地盤の木々も、現在は立派に育っているようです。




六本木ヒルズはオフィスや商業施設が混在していて、ビジネス目的の人たちの流れと、観光や商業目的で訪れている人たちの流れが分離出来ていない、という批判も存在しています。2007年に開業した近隣の東京ミッドタウンでは、その課題をうまく解決したそうです。



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真夏の皇居東御苑:梅林坂を通り抜けて平川門、地下鉄竹橋駅前へ PART2

2013年09月10日 19時43分14秒 | 皇居周辺・城西


皇居東御苑の敷地の北東側に設置されている「平川門」を通り抜けて、敷地内から退出したいと思います。皇居東御苑にはこれ以外に大手門、北詰橋門の合計3か所の出入り口が設置されていて、どこからでも出入りすることが可能です。




江戸城の正門であり、現在でも大手町の高層ビル街の正面に設置されている「大手門」に対して、平川門は江戸城の裏門としての性格が強く、大奥に最も近いので、大奥女中達の出入りする通用門でもありました。




第二門である「平川渡櫓」を通り抜けて、平川門の「枡形地形」の中を散策していきます。枡形の内部には黒松の木々や、芝生広場が綺麗に整備されていました。




今回の散策で皇居東御苑に入場する際に通り抜けてきた大手門の枡形内が更地状態になっているのと比較すると、すごく来場者向けに気を遣っているなと感じました。




第一の門である「平川高麗門」を正面から撮影してみました。大手高麗門と同じく、両開きの門扉を収納するための小さな屋根が二つ設置されています。




平川高麗門前から内堀通りへ向かって「平川橋」の木橋が架橋されており、この橋を渡って皇居東御苑の敷地内から退出することが出来ます。平川門や平川橋周辺では人通りはほとんどありませんでした。




平川橋や内堀通りの真正面に建っているこの建物は「毎日新聞東京本社」などが入居している「パレスサイドビル」です。その名前の通り、皇居東御苑の真正面に建っている高層ビルなのです。




1966年に、かつて有楽町にあった毎日新聞東京本社の機能を移転するために開業したビルで、当時は斬新なデザインが話題となって、東京の新名所にもなったそうです。




日本の総合商社の一つである「丸紅株式会社本社ビル」です。以前の本社機能は大阪市中央区の本町に位置していたのですが、2003年6月にここ竹橋に移転してきました。




内堀通りに沿って広がっている「大手濠」の水面を撮影しました。この水面の真下に東京地下鉄東西線の竹橋駅ホームやトンネルが埋まっています。この界隈に「竹橋」という地名は存在していませんが、地下鉄の駅名として有名なので通称として辺り一帯は竹橋と呼ばれています。




巨大な通信アンテナが設置されている高層ビルが二つ見えますが、左側が「気象庁本庁舎」、右側が「東京消防庁」です。気象庁は霞が関ではなく、大手町に設置されています。




内堀通りの歩道を散策して、東西線の竹橋駅へ向かいたいと思います。東西線に乗れば、私「緑」のホームタウンへ乗り換えなしで帰ることが出来ます。




内堀通りの歩道部分も綺麗に整備されていて、ちょっとした広場や芝生、ベンチなどが設置されています。左奥に見えるアーチ状の橋が地下鉄の駅名にもなっている「竹橋」です。




内堀通りの歩道は皇居の周辺を走るマラソンランナーの姿が多いのですが、この日は30度前後の猛暑日だったので走っている人の姿はまったくありませんでした。




大手濠に架橋されている平川橋の全景を撮影しました。橋板や欄干部分は木製ですが、橋の基礎の部分は鉄筋コンクリート製になっています。緩やかなアーチを描いているスマートなデザインなのですね。




東西線・竹橋駅前に到着しました。目の前にはパレスサイドビルの巨大な建物があり、物凄く存在感があります。これで真夏の皇居東御苑の散策は終わりです。



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