みどりの野原

野原の便り

10月10日 ノーベル賞あげる

2008年10月10日 | Weblog
日本人4人のノーベル賞受賞に日本中沸いている。
3人の物理学賞の博士の研究は読んでもなかなか理解しがたい。

化学賞の下村博士の研究はオワンクラゲとかウミボタルとかが
出てくるので少しはなじみやすい。

小笠原の海辺で砂を蹴るとピカッピカッと光ったウミボタル。
何十年経ったものがいまだに刺激を与えると光るという。

「きれいだな」から始まったという研究。GFP(緑色蛍光タン
パク質の解明。
「きれいだな」までは私も同じなんだけどな・・

ところで、今読み終えた子供向けの本「どんぐりの穴のひみつ」
著者は60歳ぐらいの女性 図書館でストーリーテリングを長年
やっているという言って見れば普通のおばちゃんのよう。

子どもとどんぐりのコマを回していて、どんぐりから目を回して
出てきたどんぐり虫を不思議に思って調べはじめて8年・・

穴といっても単に卵を産むだけのものではなく、見せかけの穴
や糞を出す穴や幼虫があけた穴・1ミリにも満たないもの・・
穴の種類は13種類。虫は16種類が関わっていることを突き止め
た。

虫眼鏡と実体顕微鏡を使って観察し、写真も撮っている。

その根気と探究心

私ならこの著者にもノーベル賞をあげる! 
コメント
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