10時集合で現場に行った時には、もう炭の原料の「原木」が運び入
れられていた。
窯の内部の高さに合わせて1メートル・85センチ・70センチに切った
「原木」と上部の隙間には「バイタ」という小枝をくくったものなど
を順にきっちりと詰めていく。
もう何年か経験しているので、スムーズに作業が進められている。
一方では、入り口をふさぐ時のレンガの目地にする「ネコ」作り。
「ネコ」というのは泥の団子のことで、炭焼き釜の横の山の土を掘っ
てきて、根や草などの異物を取り去り水を混ぜて耳たぶぐらいの柔ら
かさにこね、お団子コネコネ空気も抜いて丸める。
「硬すぎない?」「ちょっとだけ水入れて」
バケツ6杯ぐらいの土を団子にした。 おはぎみたい。
「原木」と前の仕切られたスペースに「たきぎ」も詰め終わった後、
レンガで口を塞ぐ。
下の焚口を残し、「ネコ」でレンガをつなぎながら積み上げる。
上部には覘き穴兼「たきぎ」補充用の窓を取り外せるようにしてあ
る。
そしていよいよ点火。
焚き火でできた火を焚口に入れ、木や小枝などを燃やし、中の
「たきぎ」に火をつける。
マキで風呂を焚いた人の経験が活きる。
窯の天井の穴から煙がもくもく出てきた。水分の混じった煙だ。
そして窯の下から地中を通して入れてある土管からも水が流れ出てく
る。
焚き火の中で焼いた焼き芋 焼き具合もちょうどよくおいしかった。
炭焼き釜はこの後、2昼夜焚き続け、煙の具合を見て火を止める。
その辺がなかなか難しそうだが、経験を積んだベテラン会員さんが
いるのでうまくいくだろう。
朝、残っていた雪もすっかり溶けて、意外と温かくて助かった。
れられていた。
窯の内部の高さに合わせて1メートル・85センチ・70センチに切った
「原木」と上部の隙間には「バイタ」という小枝をくくったものなど
を順にきっちりと詰めていく。
もう何年か経験しているので、スムーズに作業が進められている。
一方では、入り口をふさぐ時のレンガの目地にする「ネコ」作り。
「ネコ」というのは泥の団子のことで、炭焼き釜の横の山の土を掘っ
てきて、根や草などの異物を取り去り水を混ぜて耳たぶぐらいの柔ら
かさにこね、お団子コネコネ空気も抜いて丸める。
「硬すぎない?」「ちょっとだけ水入れて」
バケツ6杯ぐらいの土を団子にした。 おはぎみたい。
「原木」と前の仕切られたスペースに「たきぎ」も詰め終わった後、
レンガで口を塞ぐ。
下の焚口を残し、「ネコ」でレンガをつなぎながら積み上げる。
上部には覘き穴兼「たきぎ」補充用の窓を取り外せるようにしてあ
る。
そしていよいよ点火。
焚き火でできた火を焚口に入れ、木や小枝などを燃やし、中の
「たきぎ」に火をつける。
マキで風呂を焚いた人の経験が活きる。
窯の天井の穴から煙がもくもく出てきた。水分の混じった煙だ。
そして窯の下から地中を通して入れてある土管からも水が流れ出てく
る。
焚き火の中で焼いた焼き芋 焼き具合もちょうどよくおいしかった。
炭焼き釜はこの後、2昼夜焚き続け、煙の具合を見て火を止める。
その辺がなかなか難しそうだが、経験を積んだベテラン会員さんが
いるのでうまくいくだろう。
朝、残っていた雪もすっかり溶けて、意外と温かくて助かった。