みどりの野原

野原の便り

7月1日 奥飛鳥

2010年07月01日 | Weblog
山の日陰は涼しい。
今日も面白いものが見れた。

 
マタタビは今、葉が白くなっていて、山道にたくさん花が落ちてい
た。雄花と雌花 圧倒的に雄花が多い。
  右)これ何?と聞かれて「アオハコベ」って言ったけど、実は
   見るのは初めて。山裾の道端。こういうところにあるのか。


カラムシの葉に切り目を入れ、きれいに折りたたんでくるくる巻い
て・・オトシブミと同じような巻き方。
中には卵があるはず。可愛そうだけど、慎重に葉を開いていくと・・いちばん最後の葉の先に黄色い卵が1つ。

この丁寧な巻き方、人間だと設計図を描いたりするのだろうが、小
さな虫がどうやって伝えていくのか考えるとほんとに不思議。

写真を取ろうとしたら卵はポロリと落ちてしまった。
さて、これは何の卵かな? アカタテハの巣とは巻き方が違うし・・
フクラスズメは葉を巻かないと思うし・・??

 
こんなアップはそうそう撮れるものではない。
この人懐こい子(サカハチチョウ)は私の手袋が気に入ってず~~
っと止まっていた。
そして口吻を伸ばして手袋をペロペロ。汗がおいしいのかな?
いっぺん飛び立ってもまた戻ってくる。
そこで接写で撮影。左手に乗っているので撮りにくかった。

 
親子・兄弟・親戚? ササクレヒトヨダケがたくさん出ていた。
傘が開くと周辺部から黒い汁を出しながら溶けていく。

蕾の頃は食べられるらしいが・・食べる気はしないなあ。
コメント (3)
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