みどりの野原

野原の便り

7月26日 金剛山麓 ヤマユリとチョウ達

2010年07月26日 | Weblog
平地より涼しい林道。

 
大きく華麗なヤマユリは見過ごしそうな高いところや草にまぎれて
咲いている。昔は山の縁によく見かけたものだがこの頃はめったに
見かけない。何か所かで見られた。


オトコエシが咲きだした。 ヒヨドリバナ・ヤマイモ科のツル草も
蕾をつけている。もう秋は始まっている。

 
オカトラノオに集まるモンシロチョウ・テングチョウ
                      サカハチチョウ4頭も

 
ヒメジョオンにベニシジミ      ダイコンソウにヤマトシジミ


おいしい花に飽きたら?デザートはウンコ?

他にもイチモンジチョウ・ウラギンシジミ。
カラスアゲハの仲間らしい大型アゲハは後翅が紫色に輝いていた。
よく見たかったけど飛びまわりとまってはくれない。

「道にチョウがいるよ」と言うので駆け付けると・・翅を広げて死に
かけているかのような・・見ると・・イシガケチョウだ! 
間違いない。
急いでカメラを取り出したら、ひらひらと舞いあがり、期待むなしく
高い木の葉にとまってしまった。 写真を撮り損ねて残念。

とにかく今日はチョウをよく見た。特にサカハチチョウが多かった。


ミカエリソウの葉に毛虫を見つけた。
いつも葉をスケルトンにする虫とは違うのかもしれないが、虫食い
葉の上で初めて見つけた虫だ。葉の皮を残して削り取っている。
あたり一面葉はまっ茶色になって枯れそうになっていた。
まだ花はこれからというのに気の毒なミカエリソウ。

少し入った谷は山道にも水がしみ出して流れていたり、谷の水量も
いつもより多かった。途中で引き返す。
コメント (2)
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