みどりの野原

野原の便り

9月6日 伊勢本街道⑧ 伊勢奥津~美杉村上 多気

2010年09月06日 | Weblog
今日のコースは歩く距離は短い。
・・が、バスの時間の都合もあって早朝の出発になった。
私は6:29、相棒のTさんは5:57発に最寄駅を出発したのだった。

榊原温泉口駅から津市コミュニティバスと美杉のコミュニティバス
を乗り継ぎ出発点の奥津(オキツ)へ。
1時間余り乗ったのに、津市のバスが200円。乗り継ぎ券で美杉の
バスは無料    なんと安い。


去年の台風18号の被害で不通になったままの名松線

奥津からの今日のコース
 
     谷口常夜灯       街道から見えた圓通山称念寺

 
ススキも穂を出して秋らしい   美杉村の名のとおり?美しい杉林

Tさん鈴を出して付けた。イノシシ クマ よけ?
「首切り地蔵」と「腰切り地蔵」を超え飼坂峠への上り坂。

 
どこにあるの? 看板の下に見落としそうな小さい地蔵さん。
半分土に埋もれていた。 右)腰きり地蔵さんも同じく小さくて頭も
ない。
「首切」「腰切」という名前は、昔、追いはぎに首や腰を切られた旅
人を供養したものだという説明があった。
伊勢参りが盛んだった江戸時代 「お伊勢参りして怖いとこどこか。
飼坂 櫃坂 鞍取坂 都留の渡しか宮川か」と歌われる伊勢本街道一
番の難所だったらしい。
「道理でなんか気持ち悪い道やと思ったわ」「そお~?」

 
クモの巣を払いながら前を歩いていたTさん。「何かでてくるかもわ
からへんから前替わって」  前を歩き始めたら・・
 目の前をヘビが逃げていく。よく見たらマムシだった。
まったく感のいいTさん。写真を撮っている間にず~っと前に逃げて
いた。

飼坂峠には東屋があった。休憩すると風が吹き抜けて涼しかった。
ここは2件あった茶屋の跡だそうだ。

小石のごろごろする下り道を下ると、


昔の伊勢本街道を彷彿させる立派なお家の並ぶ集落へでた。

 
南朝の重臣で伊勢の国の国司であった北畠氏を祀る北畠神社と霧山城
址と屋敷跡を庭園にした史跡へ寄り道した後「美杉道の駅」へ。

駐車場への階段を登ったが、ひょっとして定休日?と思うほど閑散と
して店も開いているんだか休みなのか?
開店中とわかり、予定通りここでお昼を食べて今日のコースは予定終
了。

 
売っていた「すくな南京」調べてみたら飛騨の伝統野菜らしい。
「宿儺南京」と書く。

らくらくコースだったが、この暑さ。このぐらいでいいわ。
帰りもまたコミュニティバスを乗り継いで榊原温泉口駅から帰る。

行き1時間余り、帰り1時間半・・とバスの旅だった。

コミュニティバスの調べるのも大変だっただろうし、乗換もややこし
かった。「とにかく何でも聞くことね」

次は? 「次は歩くよ。ちょっと長いでえ」 まだ頑張るらしい。 
コメント
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