みどりの野原

野原の便り

12月8日明日香 栗原付近

2011年12月08日 | Weblog
飛鳥駅から栗原方面への観察会。行く機会の少ない道を歩けるので楽しみだ。
雨にも関わらず参加者が20人ぐらい?集まった。

 
駅から少し離れると、静かな風景が広がる。 シクラメンのハウスは出荷作業中

ハハコグサ・ホトケノザ・ハルジオン・ヒメジョオン・アキノタムラソウ・カラスウリ・スズメウリ・ヒヨドリジョウゴなど春も秋もごっちゃの飛鳥路

栗原はかつて栗原(呉原)寺と言われた古代寺院があったところ。雄略朝に呉人が入植した地で、この辺りには渡来系氏族が定住していたという。

 
呉津彦神社境内のムクロジの大木 落葉が散り敷き、たくさんの実が落ちていた。 右)固い皮をやすやすと突き抜けて根を出していた。

 
       ビワの花          お地蔵さんに柿が似合う

 
ケンポナシのあるところへは雨で行かなかった。その代わり担当の方が採ってきてくださったケンポナシの太くなった果柄を味見。前に食べたものより甘く香りもよかった。   右)担当の方が偶然見つけたというフラボノガムの原材料欄には紅茶抽出液 などと共に「ケンポナシ抽出液」と書いてありびっくり。すごい発見。


太くなった果柄の先に付いていた丸い実を家に帰って潰してみると、1つの実から3個ぐらいのつやつやの小さな種が出てきた。 

飛鳥では今「飛鳥アートプロジェクト」というイベント開催中。
帰り道にあったいくつかの「アート」を初めて見た。

  
手前にある復元された高松塚古墳の近くから向こうの岡まで、下駄の板が続く。古代から未来へとのイメージらしい。  右)采女の袖吹きかえす飛鳥風・・からのイメージ作品らしい。絵を描いた麻布がなびく。

 
        プリン?              赤い廃品?ゴミ?で作られた作品

他にもあるらしい現代アート わかったようなわからんような・・
飛鳥に合うか合わないか? 飛鳥と現代アートの理解が必要なのか?・・・

  
左)中尾山付近の紅葉 右)雨上がりの山 私はこんな風景こそが飛鳥の芸術だと思う。

一日雨の中だったが、このコースまた歩いて見たい道だった。
コメント (2)
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