みどりの野原

野原の便り

5月26日 島熊山

2013年05月26日 | Weblog
名前は聞いたことがあったが・・
島熊山は住宅開発の時に残された豊中市千里丘陵の山。


住宅地を抜け・・実がたくさんついたシナサワグルミのある公園を抜け、しばらく歩いた所を山に入る。
山を歩いていると、そこが千里の住宅地のすぐそばだということを忘れそうだ。

阪神大震災後、防災拠点としてここにヘリポートを作る計画が持ち上がったが、市民グループの反対運動によって数少ない雑木林として残され豊中市が譲り受けたもの。
もともとは里山の赤松林であったが薪などに利用され禿山状態になっていたのが、それも利用されなくなり今の姿になったという。
ここをよりどころにする生き物も多い。

ナツグミ・トウグミ・カラアキグミなどの違いを聞く。星状毛・鱗状毛などの違いで見分けるが、難しい。

 
        ゴンズイ         見上げると ネジキの花が行儀よく並んでいた。

 
 ツルアリドオシの白い花 涼やか  シャシャンボの若葉 花と間違えそうなぐらい赤くてきれいだった。 


ここも竹が入り込んでいるらしい。竹の伐採もされている。

竹の侵入はどことも深刻だ。ここでは「伐るところ・残すところと範囲を決めて」おられるらしいが、「自分の地域では孟宗竹はもともとなく、人が持ち込んだものだからと皆伐している」という参加者もおられた。 
ここでは「竹になってからでは後始末が大変なのでタケノコの内に蹴り倒す」とのこと。
皆伐がいいのかどうかは分からないが・・とにかく竹が厄介なことには違いない。

そして竹を伐る時「根元から伐るとひこ映えが出る」「目の高さに残して伐るとひこ映えがでない」と聞いた。
これは初耳だった。

帰って調べてみたら「冬場に1m伐りを行うと竹は枯死する」と書かれたものがあった。 

115.67mの4等三角点があるらしいが時間の都合で立ち寄らず。      
コメント
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