みどりの野原

野原の便り

5月12日 榛原 森野旧薬園~アニマルパーク

2013年05月12日 | Weblog
今日は担当なのにぶっつけ本番 下見も相棒さんにおまかせで申し訳ない。

森野旧薬園は久しぶりだが、早春のカタクリやハナノキはとっくに終わって端境期状態だった。
そんな中、ヤブレガサのような大きい葉が群生(もちろん植えられたもの)
花も残っていてわからないままに写真を撮って帰った。


友達が調べてくれ「ポドフィルム(別名アメリカハッカクレン)メギ科」と判明。
赤く熟した果実は食用となる。根茎をポドフィルム根とよび下剤として用いるらしい。

 
   セリバオウレン 果実   花はなかったがムラサキ(ムラサキ科)もあった。
もう20数年前になるか、橿原での観察会の時、通りかかった家の垣根の下にあったのを先生がこれが「ムラサキです」と言われたのを覚えている。だいぶ経ってこの辺りか?と探してみたがどの家だったのか・・方向音痴が災いしたのか、そのお家がなくなったのか・・
先生も亡くなられて確認のすべはないが、自生していたものか?庭に植えられていたのか?いまだに気にかかっている。

フタリシズカ・カタクリ・セリバオウレン・オドリコソウ・コンフリー・ナギナタコウジュ・チゴユリ・ボタン・・・などおなじみの植物
天然記念物カザグルマも薬効があるらしい。

 
     ヒレアザミ?             スズラン


天然記念物 カザグルマ 民家に植栽されていたもの。
テッセンに似るがカザグルマは花弁(ガク)が8枚が基本。 右)後で通った自生地は山に厳重に垣根がつくられて花は見ることはできない。

 
            宇陀の街並み

宇陀アニマルパークは初めて来た。広々していた。
木陰でお弁当を食べ、動物を見にいく。

 
ヤギの仲間やヒツジ クローバなどを取ってきてやると喜んで食べる。
柵の中の草は食べつくしている。


柵から首を出して届く範囲にくっきりと草の境界ができていた。


シチメンチョウ 鼻の前に邪魔そうなぶらぶらの赤い肉。
ところが時々上に立てることができるのが不思議。

帰りは宇陀川沿いに歩いて榛原駅へ。

 
宇陀川の向こうに大和富士・額井岳
川にダイサギ、田にアマサギがいた。背中と胸のあたりが薄茶に色づいていた。
コメント (2)
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