山門水源の森には過去何回か行っている。
h19年9月、イベントでキノコの観察会に参加したのが初回。
お天気はまずまずと思われたのにタクシーに乗る頃から霧雨。
雨が多いところなのかな。1回は雨の中立ったままでお弁当を食べた記憶が・・
平地ではもう終わったフジがここではまだ満開。タクシーの中からフジのお花見。
幸いにも雨はやんだが少し寒いのでカッパを着て。
森の楽舎(まなびや)から出発。その手前にはマルバアオダモが満開だ。
マルバアオダモ 水源の森の湿原を再現したミニ湿地にはミツガシワの花が少し残っていた。
満開のフジの下をくぐって小さい谷を渡り登っていく。
イワナシの実 ササユリの小さな芽の一つ一つに札が。
ネットで保護されたササユリが蕾を付けているものもあった。
後で聞いた話ではここで採った種を播いておられるらしい。
とにかくこの森が大事にされ守られていることがよくわかる。
行ったことがない「沢道」の表示があったので歩いてみることにする。
時々沢を渡る気持ちの良い道で道も歩きにくいほどでもない。
時々クワックワッ コッコッコッ と鳴くのは何ガエルかな?
タニウツギはまだ蕾 シオデの花が咲いていた。
沢 バイカオウレンの葉
「いい道やねえ」と下っていくと建物が見えてきた。あれっ?
ここには森の楽舎以外に建物はないはず・・ということは?
あらら・・振り出しに戻っちゃった。
森の楽舎で地図をもらい、再出発。
沢道を戻って(登って)分岐を確認し湿原を見渡す展望所でお弁当にする。
じっとしていると寒い。
『山門水源の森は滋賀県の最北端に位置し、北陸の寒地性と伊勢湾・瀬戸内海の暖地性の気候条件をもち、多様な植生、生物も多く、豊かな生態系をつくりだしている。氷河期の生き残りといわれるミツガシワも生育している。
琵琶湖の水源のひとつで「水源の森100選」に、また「日本の重要湿地500」に選定されている(パンフ抜粋)』
湿原はミズゴケが堆積した泥炭層からなる高層湿原で、サギソウ・トキソウなど希少な植物が確認されている。
この森は元は炭や薪を取るための里山として利用されていたという。
さっき見た炭焼き釜跡もその名残だ。
ゴルフ場計画も持ちあがったが県が買収し「山門水源の森を次世代に引き継ぐ会」等が保全活動などをしておられるらしい。
四季の森コースへの分岐を過ぎて上へ。
ヒノキの森を過ぎると寒地性のブナが現れる。
所々にマルバアオダモの白い花が見える。
ホトトギスの声が響く。
ブナ 積雪地の樹形
三角点と展望所があり一服。頂上までもうひと登りと思ったら、すぐ上が頂上だった。516mの表示としめ縄が掛けられた守護岩があった。
この山の名は分からないのだそうだ。
何回か来たがいつも四季の森コースを歩いて頂上まで登ったことがなかったので、ここまで来れてうれしい。記念撮影をする。
ふと前を見ると、地面が一面に白くなっていた。
何かな?と近づくと・・・白いものは花だ。それも花柄ごと落ちたマルバアオダモ。
何だこれは?なぜこんな散り方をするの?
スズメなどがサクラの花柄ごと落としたりするので、ひょっとして鳥の仕業?
下り道は急。
松枯れが目立った。コアジサイはまだ蕾。
咲いていたツバキにはユキバタツバキの表示があった。ヤブツバキとユキツバキの中間型だそうだ。 途中に多いミツバツツジはユキグニミツバツツジらしい。
アカガシの森
寒地性のブナと暖地性のアカガシが生えているというのもここの特徴だ。
こんな木を見るとドラマを感じるなあ。
伐られた後株立ち状になったアカガシ
予定通り森の楽舎に下りてきた。
そこにいた方にいろいろお話も聞いた。
頂上で見たマルバアオダモのことも尋ねてみたら「オトシブミの仲間の仕業かもしれませんがはっきりとはわかりません」とのことだった。
予約したおでかけワゴンの場所へと行くつもりが、勘違いしてだいぶ余分に歩いてしまった。時間に間に合うかとちょっと焦ったがどうにかセーフ。
・・・が、そのおかげで?見れたものもあった。(転んでもただでは起きない)
キブシ(果実) ツクバネウツギ
満開のヤマツツジやガマズミ・フジも見れた。
近江塩津駅から湖西線に乗車。
h19年9月、イベントでキノコの観察会に参加したのが初回。
お天気はまずまずと思われたのにタクシーに乗る頃から霧雨。
雨が多いところなのかな。1回は雨の中立ったままでお弁当を食べた記憶が・・
平地ではもう終わったフジがここではまだ満開。タクシーの中からフジのお花見。
幸いにも雨はやんだが少し寒いのでカッパを着て。
森の楽舎(まなびや)から出発。その手前にはマルバアオダモが満開だ。
マルバアオダモ 水源の森の湿原を再現したミニ湿地にはミツガシワの花が少し残っていた。
満開のフジの下をくぐって小さい谷を渡り登っていく。
イワナシの実 ササユリの小さな芽の一つ一つに札が。
ネットで保護されたササユリが蕾を付けているものもあった。
後で聞いた話ではここで採った種を播いておられるらしい。
とにかくこの森が大事にされ守られていることがよくわかる。
行ったことがない「沢道」の表示があったので歩いてみることにする。
時々沢を渡る気持ちの良い道で道も歩きにくいほどでもない。
時々クワックワッ コッコッコッ と鳴くのは何ガエルかな?
タニウツギはまだ蕾 シオデの花が咲いていた。
沢 バイカオウレンの葉
「いい道やねえ」と下っていくと建物が見えてきた。あれっ?
ここには森の楽舎以外に建物はないはず・・ということは?
あらら・・振り出しに戻っちゃった。
森の楽舎で地図をもらい、再出発。
沢道を戻って(登って)分岐を確認し湿原を見渡す展望所でお弁当にする。
じっとしていると寒い。
『山門水源の森は滋賀県の最北端に位置し、北陸の寒地性と伊勢湾・瀬戸内海の暖地性の気候条件をもち、多様な植生、生物も多く、豊かな生態系をつくりだしている。氷河期の生き残りといわれるミツガシワも生育している。
琵琶湖の水源のひとつで「水源の森100選」に、また「日本の重要湿地500」に選定されている(パンフ抜粋)』
湿原はミズゴケが堆積した泥炭層からなる高層湿原で、サギソウ・トキソウなど希少な植物が確認されている。
この森は元は炭や薪を取るための里山として利用されていたという。
さっき見た炭焼き釜跡もその名残だ。
ゴルフ場計画も持ちあがったが県が買収し「山門水源の森を次世代に引き継ぐ会」等が保全活動などをしておられるらしい。
四季の森コースへの分岐を過ぎて上へ。
ヒノキの森を過ぎると寒地性のブナが現れる。
所々にマルバアオダモの白い花が見える。
ホトトギスの声が響く。
ブナ 積雪地の樹形
三角点と展望所があり一服。頂上までもうひと登りと思ったら、すぐ上が頂上だった。516mの表示としめ縄が掛けられた守護岩があった。
この山の名は分からないのだそうだ。
何回か来たがいつも四季の森コースを歩いて頂上まで登ったことがなかったので、ここまで来れてうれしい。記念撮影をする。
ふと前を見ると、地面が一面に白くなっていた。
何かな?と近づくと・・・白いものは花だ。それも花柄ごと落ちたマルバアオダモ。
何だこれは?なぜこんな散り方をするの?
スズメなどがサクラの花柄ごと落としたりするので、ひょっとして鳥の仕業?
下り道は急。
松枯れが目立った。コアジサイはまだ蕾。
咲いていたツバキにはユキバタツバキの表示があった。ヤブツバキとユキツバキの中間型だそうだ。 途中に多いミツバツツジはユキグニミツバツツジらしい。
アカガシの森
寒地性のブナと暖地性のアカガシが生えているというのもここの特徴だ。
こんな木を見るとドラマを感じるなあ。
伐られた後株立ち状になったアカガシ
予定通り森の楽舎に下りてきた。
そこにいた方にいろいろお話も聞いた。
頂上で見たマルバアオダモのことも尋ねてみたら「オトシブミの仲間の仕業かもしれませんがはっきりとはわかりません」とのことだった。
予約したおでかけワゴンの場所へと行くつもりが、勘違いしてだいぶ余分に歩いてしまった。時間に間に合うかとちょっと焦ったがどうにかセーフ。
・・・が、そのおかげで?見れたものもあった。(転んでもただでは起きない)
キブシ(果実) ツクバネウツギ
満開のヤマツツジやガマズミ・フジも見れた。
近江塩津駅から湖西線に乗車。