みどりの野原

野原の便り

2月26日 奈良ホテル 奈良町

2018年02月26日 | Weblog
奈良ホテルでランチ

奈良ホテルと言えば、一度喫茶に立ち寄ったことがあるが、それよりう~~~んと前の思い出。
中学3年生の時、学校からテーブルマナー体験に来たことがある。
他の人はそんな経験はないらしく、「ええ~っ」との声。

私たちの学年だけだったのか?それとも何年かはそんなこともあったのか?・・
田舎者で、家でフォーク・ナイフは使ったことはなかったんではないかな。
出てきたバナナもナイフとフォークでと言われ戸惑ったことを覚えている。

気楽に食べられるようになったのは、開き直りか、いい加減になったのか・・


建築家 辰野金吾(東京駅・日本銀行本店も手掛けている)の設計で、伝統の様式も取り入れた明治の近代建築。

日露戦争に勝って、急増する来日外国人の宿泊施設のためにホテル建築の計画が持ち上がった。
第2次大戦の際には金属類の供出があったり、戦後は米軍に接収された経緯もあったらしい。
そんな歴史は知らなかった。

ランチの時間までホテル内を見学する。

 
存在感のある大階段 擬宝珠は赤膚焼の陶器。手すりはヒノキの1本もの。
           右)春日大社の釣燈籠をモチーフとしたシャンデリア
東大寺の鐘楼や興福寺の五重塔をモチーフにしたエッチングガラスも素敵だった。
伝統のものを取り入れているので落ち着く。

館内には美術品も多い。
アインシュタインが来館時に弾いたというピアノもあった。
国内外の著名人や皇室の方々が来館宿泊されている。


おしゃれでおいしいランチ。いつものようにカメラでパチパチはちょっと遠慮したが、デザートだけ撮った。

ホテルを出て、奈良町へ向かう。


このかごいいなあ。わあなつかしい。昔はこんなのあったね。賑やかな金物屋の前。

奈良町にぎわいの家
1917年建築の町屋だったところ。

 
   通り庭に戸棚やかまど        座敷の火鉢には炭火が入っていた。

 
   揺らめきガラスの向こうには中庭       丸窓も美しい。

 
     庚申堂の身代わり猿    町屋の軒先にも吊るされている。

徳融寺

 豊成公(中将姫の父)と中将姫の石塔がある。

奈良町からくりおもちゃ館
元町屋だった建物。



大人でも面白いからくりおもちゃ 展示のおもちゃは時々入れ替えされる。

  
私の好きなおもちゃ 木挽き人形 人形を動かすとこちらも力が入る。


霊符神社の奥の木にヤドリギがたくさん付いているのが見えた。

もちいどの・東向き 商店街をきょろきょろウィンドウショッピングしている間に仲間と離れてしまった。


ふくろうカフェの前で、シベリアフクロウを撮らせてもらった。丸い目・鋭いくちばしと鋭い爪
お盆のような顔をぐるりと回し、向こうのネコが気になるようだった。
コメント (2)
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