万葉文化館集合して観察会
今日の担当には植物以外にも歴史に詳しい方もいるので、歴史の説明もしてもらえた。
マンサクの樹名板 シナマンサクかも。咲きかけ。 ノシランのブルーの実(種子)
庭園に植えられた様々な木、シラカシやマテバシイやコブシなどを観察。
万葉文化館の地下からは「飛鳥池工房の遺跡」が発見されている。
石敷き井戸の復元模型 井戸の模型
5基?の万葉歌碑の中で、これは私の職場の先輩の松塚玲糸さんの揮毫による万葉歌碑
万葉文化館を出て、復原八釣マキト古墳公園へ。
八釣・東山地域で農業基盤整備事業の事前調査で丘陵上の発掘を行ったところ、発見されたものをここに移築復原されたもの。
マキト1号墳 6世紀築造の円墳 金や銀の製品など多くの副葬品が出たらしい。
右)入口近くにある4号墳 古墳ともいえないぐらいの小ささ。改葬墓とみられるとのこと。
弘計(おけ)皇子神社
2人のおけ皇子(弘計皇子と億計皇子)のお話、ずいぶん前に聞いた。懐かしい。
身の危険を感じて隠れ住んでいた2人の皇子が、皇位継承者と分かり、後に弟の弘計(おけ)皇子が先に23代顯宗天皇に。兄の億計(おけ)皇子がその後24代仁賢天皇になっている。
皇位争いが盛んな頃のお話だ。
また、ここは「近ツ飛鳥八釣の宮」の伝承地だそうだ。
難波の宮に近いのが近ツ飛鳥、遠いのが遠ツ飛鳥といわれるが、逆の説もあるらしい。
私も身びいきで、ここ(飛鳥)が近ツ飛鳥とは思いたい。
飛鳥資料館に向かう途中 大きな羽を広げたような羽易の山(はがいのやま)が見渡せた。
左から竜王山・三輪山・纏向山
途中で春の七草を探した。全部見つかった。ここにはナズナもたくさんあり、セリも1か所だったが茂っていた。
飛鳥資料館の庭でお弁当。
おぜんざいのサプライズ。暖かく甘いおぜんざいはおいしい。3杯もいただいてしまった。
須弥山石の模造 飛鳥時代の技術に感嘆する。 高取の猿石 模造
他にも2面石や猿石など石造物がたくさん並んでいる。
飛鳥寺研修センターの裏に建つ「5重宝塔」を見に行く。
これは、飛鳥寺創建1400年と、飛鳥寺・韓国修徳寺姉妹寺院締結10周年を記念して作られた宝塔で、平成8年完成したもの。
万葉文化館で解散後、キトラ古墳へ移動して、四神の館で「天文図と中国の星座」のプラネタリウムを見、キトラ古墳「玄武」壁画を見る。