バス仕立てで御杖村へ。あいにく小雨が降ったりやんだり・・
先ずは「半夏生園」
半夏生(夏至から11日目)のころに咲く。又、葉が少し緑色を残して半分化粧したように見えることからの命名だそうだ。
ハンゲショウ ちょうど見ごろだ。花の頃に上の方の葉が一部を残し白くなる。
この白くなる葉は苞葉になれなかった葉だと書いてあるものもある。
ドクダミの白い苞葉と同じ役目で、白化は地味な花に代わって目立って虫を呼ぶためらしい。
葉の裏は緑色。表の白色も受粉が済んで役割を終えると、葉緑素ができて緑色の葉になるとか。
以前、ハンゲショウをベランダに植えたことがあるが、時期になっても一向に葉が白くならなくて、株ばかり繁るので、捨ててしまったのだが、調べてみると窒素過剰や水切れが原因らしい。葉は繁っても花が咲かないので葉が白化しなかったと思われる。今頃わかっても手遅れです。
山野草園へ。
何回か来たことがある。交通は不便なところだ。
前庭にもいろいろ植わっている。フウチソウがさやさやと。
右)キレンゲショウマ 咲きかけ つぼみがたくさんある。
お家の横から山へ。
裏山全体にたくさん植えてあったり、また、もともとあったものを保護しておられる。
クガイソウ ホザキナナカマド?
シャジン の仲間? ムラサキタデ 葉に赤紫の斑
ヤマシャクヤクは果実 クマガイソウも果実が付いていた。
ギンバイソウ つぼみから咲きかけ。
2つに大きく切れ込む葉は特徴があり、昔友達と「バルタン聖人」と名付けていた。
キツリフネやオオハンゲ・八重のドクダミ他・・
野生種だけでなく園芸種の山野草で変わりもの?も多く、名前となるとお手上げだ。
コーヒーをいただいて、ご近所の山野草園へ歩く。
こちらもたくさん植えられている。
前庭 マイヅルソウも。 イブキジャコウソウ 石の苔の上に居ついている。
ナデシコ科やなあ。 キスゲかなあ。
キキョウ科 なんとかシャジンかなあ? キョウガノコのようだが葉に赤紫の斑が入っている。
オイランソウと言っていたクサキョウチクトウ(宿根フロックス)かなあ。
右) ベルガモットだろうか?
こちらで一番すごかったのはギンバイソウの群落。元はお隣から来たものらしいが、本家よりこちらの方が成績がいいのだとか。土の質や環境で隣同士でも違うのですね。
花序がほどけかけの頃はごちゃごちゃとしてどうなっているのかわかりにくいが、開いてきて1つの花がはっきりしてきた。真っ白できれい。
バイカアマチャ さっきのお宅ではまだつぼみばかりだった。
花序が面白い。やじろべえのように左右に均等に振り分けられた花序。
中心と、その外側2個は両性花 その外側にある小さいものは装飾花なのだ。
その他いろいろ。
水で冷やしたトマトをいただいた。 おいしかった。