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みどりの野原

野原の便り

3月25日 長谷寺 満開の桜・花・花・ヤマガラ

2021年03月25日 | Weblog

予定していたところが、休みとわかり、急遽、行き先を長谷寺に変更。


長谷寺駅前 満開の桜が出迎えてくれる。
 
雨が降り続く中、途中の見どころに立ち寄りながら、長谷寺へ。

門前町には何カ所か與喜天満神社の御旅所がある。
御旅所とは、神社の祭礼の時、ご神体を乗せた神輿が巡行の途中で休憩する場所などをいう。

與喜天満神社 切石御旅所


苔むした梅の古木がある。 矢印は灯籠


奥にある灯籠の屋根にヤマガラが・・
苔を啄んでは咥えている。巣材の収集だろう。
嘴いっぱい苔を咥えると、どこかへ飛び去った。


飛び去った後で、見てみた。「細い苔」を選んで運んでいるようだ。
どの苔でも良いわけではないらしい。

法起院に立ち寄る。


奈良時代、天平7年、西国三十三所を創始した徳道上人がここに隠棲したのが法起院のはじまり。
晩年、境内の松の木に登り、法起菩薩となって遷化(亡くなられた)と言われる。
長谷寺開山堂といわれ、西国三十三所の番外札所。


徳道上人の御廟 十三重の石塔があった。


参道の「よもぎ餅の店」 この湯気、心惹かれるなあ。
いつも必ず買うのだが、今日は都合で我慢。

長谷寺

長谷寺 門前
長谷寺は真言宗豊山派の総本山 西国三十三所霊場の第8番札所

境内に入ると花・花・花・・・さすが「花の御寺」
枝垂桜 ソメイヨシノや寒緋桜、河津桜?少し濃い色 白っぽい色の桜。 一気に咲いた感じ。
モクレン ユキヤナギ サンシュユ コブシなど混じるので、花疲れしない。









仁王門 


ここから登廊(のぼりろう)階段が続く。
折れ曲がったりしながら全部で399段あるらしい。


登廊の両脇には古い登廊 4月頃からはボタンも咲き出す。


やっと本堂(国宝)に到着 観音堂または大悲閣とも。

現在「本陣に入り、本尊の十一面観世音菩薩〈重文〉の御足に触れて〈ご縁〉を結べる」という、特別拝観中。
像高10m余り、日本最大の木彫仏らしい。私たちは手前でお参りした。 



懸造り(舞台造り)の舞台からは眺め抜群。
昔は、舞台がもっと張り出していたとか。


12時近く。鐘楼で鳴らされる「時の貝(時刻を知らせるための法螺貝)」を待つ。
明けの午前6時には「鐘」、12時には「貝(法螺貝)」と「鐘」、夜8時には「貝」。
年中、時を知らせている。


12時 法螺貝の音が響く。


鐘楼の下からは、「釣り鐘」が鳴らされるのが見える。
どちらもうら若いお坊様だった。

行ったことのない方へ行ってみる。


「二本の杉(ふたもとのすぎ)」謡曲「玉鬘」に出てくるそうだが、詳しくない。


藤原定家の塚 ・ 藤原俊成(定家の父)の碑


コブシ


イヌシデ?


寒緋桜

見ごろの桜や花をゆっくりと見ることがができたのは、雨のおかげ。人も少なかった。

コメント
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