担当の地元の会員さんの案内で、久しぶりの西飛鳥。
知らない道がまだまだあることを知る。
お知り合いの方のビニールハウス。アイスプラントを栽培しておられる。
見学させていただき、説明を受け、試食もさせてもらった。
以前にも1度見学したことがある。
「アイスプラント」ハマミズナ科の多肉植物。
原産地は南アフリカや西アジアなど。
砂漠の乾燥にも耐え、耐塩性もある。
葉に塩分を隔離するブラッター細胞が発達している。
有明湾沿岸の塩害緩和対策に導入されたらしい。
外国では食用にされていたのが、日本でも食材として注目されるようになった。
各地でブランド名(バラフ プッチーナ ソルトリーフ など)をつけて販売されている。
ハウス内のアイスプラント
葉の表面のブラスター細胞。氷の粒のように見える。
アイスプラントの名の由来
10月初旬に種まき~~植え替え・・ 4月頃まで収穫できるそうだ。
時々? 5%の食塩水を株元に撒くそうだ。
土壌から重金属を吸い上げる性質があるため、安全を期して、土壌の分析検査を受けていて、もちろん、それらは非検出。
アブラムシなどの害虫もあまりつかないため、無農薬栽培。
葉を噛むとかすかな塩気を感じる。サラダにもよい。
夕食の1品に1パック購入。(飛鳥の売店でも買ったことがある)
どんな花が咲くのか気になってネットで検索したら、マツバギクのような白い花だった。(マツバギクも同じ科)
向こうに牽牛子塚古墳が見える。まだ整備工事中だ。
白橿近隣公園で昼食後、「岩船」へ。急な登り道。
こんな山の中、長さ東西11m 南北8mの巨石 岩船(益田の岩船ともいう)
上部には2個の穴。向こう側の穴には水が見えるが、手前の穴は水は溜まっていない。
側面の下部(上の全体写真の手前の下部)
格子状の切り目を入れて削ろうとして、途中で削るのをやめたようだ。
上部は平滑に仕上げられている。
この石の用途ははっきりしない。
近くに築造された益田池に関係するものとの説。
水漏れしたために放棄された石槨との説もある。
なるほど、ごろりと起こせば2つの墓室のようだ。
子供の頃の思い出などの話を聞いた。
ネコヤナギ すっかり穂は開いてしまった。
タチツボスミレ
ノジスミレ
キランソウ
アケビもつぼみ
今日は暖かい春日だ。
なくなったかと思っていたタコノアシが2本 枯れ姿で残っていた。
久しぶりでよく歩いた。