みどりの野原

野原の便り

6月25日 日本書紀 雨乞い 天文 大解除

2021年06月25日 | Weblog

日本書紀
天武天皇5年
夏に「大いに旱す」大干ばつがあり、神や仏に祈っても雨は降らず、百姓(おおみたから)は苦しんだ。

今も、天気ばかりは制御できないが、昔はもっと深刻だっただろう。
推古天皇の時代にも雨乞いの儀式をしたが、天武天皇4年には日本最古の水の神「闇龗(くらおかみ)神」を祀る、丹生川上神社下社で雨乞いの祈願をされた。

どの神仏に祈っても雨が降らず、雨乞い祈願に切羽詰まった時、ご神体の石を川に投げ落としたり(三之宮神社)、寺の仏像 阿弥陀如来をかついで、池に投げ込む(禅寂寺)などの荒療治?も行ったとか。

びっくりするのは、水の神のおられる神聖なところに、牛馬の首など不浄なものを投げ入れると、神が怒って雨を降らせるという俗信が広くあったという。

怒って雨を降らせてくれればいいが、反対にバチが当たったら・・怖い・・・
とにかく、そうまでするほど、切羽詰まっていたのだろうな。

そして、7月~9月、東の空に、長さ七八尺(2m余り?)の彗星が現れた。
推古天皇の時代に日食・舒明天皇の頃に彗星や星食・皇極天皇の時 月食・他にも、昼間の星・・(日本書紀 他)などの記録があるらしい。
日本の「暦法」は、推古天皇の頃、百済の僧 観勒によって、天文・暦法・陰陽道が伝えられた。

万民の罪や穢れを払い除く儀式、大解除(おおはらえ)
儀式に必要なものを各地から集め、罪人の罪を減刑し、捕らわれている動物を逃がして功徳とする「放生」
「放生」はこの時が初見だそうだ。

興味はあって面白く拝聴するのですが、正確かどうかはわかりません。 お許しください。

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6月22日 曽我川緑地公園 不明の花はイジュ モナルダ ノウゼンカズラ ムクゲ など

2021年06月25日 | Weblog

不明だった花が、やっとわかった。


去年見た果実 何だろう? 花の時期を待っていた。
タイワンツバキを思い出したが、果実が違うし・・。

わからないまま、花を待つことにしたのだった。


5月4日 たくさんのつぼみ まだ固い。

しばらく留守にしたので、その間に咲いたに違いないと、見に行った。


やっぱり咲いていた。満開だ。


満開ピークは少し過ぎているが、間に合った。
これは・・イジュ(ツバキ科)か~。間違いなさそう。

一件落着・・と思ったが・・
Wikipediaによると、イジュとヒメツバキに分類上の混乱があるとのこと。
葉に鋸歯が少しあった(イジュ)、花柄の上部からガクの外面に絹毛を密生(ヒメツバキ)していないことで、「イジュ」にしておきます。
過去の写真を見ると、イジュは奄美大島で、バリ島で、牧野植物園で、京都府立植物園 などで見ていた。
ヒメツバキは奄美大島で写した写真にもなかった。時期が違って見ていないのかもしれない。


アガバンサス アジサイ


モナルダ 色はいろいろあるらしい。


ムクゲ


ノウゼンカズラ

他いろいろ咲いていた。

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