近くを散歩。
あぜ道を通るつもりだったが、雨の後で草が濡れていて、空き地を通り抜けることにした。
そこで、ここでは初めてハナハマセンブリを見つけた。
根生葉が少しあったのでベニバナセンブリかと思ったが、近くにある他の株の根生葉は枯れていたので、ハナハマセンブリで間違いないと思う。
ちょっとした群落になっていたところ。
通りからは見えない。こんなところを通るのは私ぐらい?
カワラマツバ 満開
ウマノスズクサにジャコウアゲハの終齢幼虫
ざっと見ただけだが、他に幼虫は見当たらず。
見逃したにしても、今年は少し少ないかもしれない。
ウマノスズクサの花のラッパ状のところに小さいハエの仲間?がいた。
これらの虫が花粉を媒介するのなら果実が付いてもいいはずなのに、果実は見たことがない。
花を1個持って帰って半分に切ってみた。
丸い部分 中に大きい柱頭のようなもの。
その縁にくっ付いているのは雄しべらしい。黄色い花粉を出している。
丸い内側には毛。上の写真の筒部の内側にも毛はあったが、紫色の短い毛で、ネットに書いてあるような長い毛は見えない。
花の時期によるのかもしれない。
これだけではどうなっているのかはよくわからない・・
曽我川の堤防を歩く。
アオツヅラフジに黒・黄・赤のおしゃれな色遣いのヒメエグリバ
近くの繁みを何気なく見ていたら・・矢印のところに白い「粒」が見えた。
カタツムリ 殻の中心部が色づいているような・・もしかして・・
殻の長さ1㎝ほどのカタツムリの赤ちゃん
問い合わせたら、やっぱり、コハクオナジマイマイだった。
これは、2019年7月 私が、飛鳥で見つけたコハクオナジマイマイ。
珍しいと数社の新聞記事となったもの。
在来種だが、国内帰化といって、生息地(九州・四国あたり)から離れたところへ何らかで付いてきたりしたものらしいと教えてもらった。
同時期に、宇陀や飛鳥で見つけた若い人達の記事が博物館のネイチャースタディに載った。
今日見つけたのは堤防とはいえ、水面からかなり距離のある場所。
気づかないだけで、結構広がっているのかも。
もう少し歩くつもりだったが、雨が降ってきたので早々に引き上げた。