みどりの野原

野原の便り

6月12日 外鎌山 リベンジ

2022年06月12日 | Weblog

予定があったけれど、遠いし、さぼり心が起きて取りやめにし、ゆっくり起きた。

お天気もよさそう。
だんだん家にいるのがもったいない気がしてきた。
あまり遠くないところへ出かけよう。

思い付きで朝倉方面を歩くことに。
駅を降りると「外鎌山」への案内板が目についた。
行ってみよう。

ずいぶん前、友達と3人で外鎌山に登った。
・・が登山口がわからず・・(今と違って表示がなかったと思う)
取りついた山の斜面を這い上るように直登。
1人はその後百名山も登った山女。もう一人も達者な人で・・
私はつかまる木や根もない山の斜面を必死で・・
待って~ここからどっちへ行けばいいの~と叫びながら・・
下を見ると初瀬の町が真下に見えた。
どこを登ったのだろうか。
涼しい顔の2人に遅れて、何とか頂上にたどり着いたのだった。

今日はリベンジできるか?

駅からは要所要所に案内板があり、間違えることもなく、住宅地の間を登って、登山口についた。


外鎌山へ。
駅からはシナサワグルミ・ナンキンハゼ・トウカエデ・カイヅカイブキ・・
などの街路樹が行儀よく並ぶ住宅地を通ってずっと登り道。
後で考えると、1合目は朝倉駅なのかも。


外鎌山登山口 ここは5合目になるそう。標高153m
杖もおいてくれてある。
素直に杖を借りて、後ろの斜めの道を登る。
いきなりの急登。


土を掘り込んで階段状に。
「外鎌山保存会」が整備して下さっているらしい。
歩きやすい。
とはいえ、杖を借りたのは正解。ずっと坂道。


並んでは歩けない山道


外鎌城(戸賀間城)跡 石垣が残る。標高238m
説明板あり。
『南北朝時代に「西阿」という大和武士が築いたという』


外鎌山 頂上に到着。標高292.5m
登山口からの標高差139.5m 
1歩1歩ゆっくりと、メモ代わりに写真を撮りながら歩いたので、50分程かかった。(普通30分?)


三等三角点があり、登ったぞーの気分。


見晴らし抜群 
遠くは、金剛山・葛城山・二上山・信貴山・生駒山(写真には写ってません)
中ほどには、天の香久山・畝傍山・耳成山 桜井市街
近景には、鳥見山・三輪山 など。

登り道も涼しかったし、山頂も涼しく気持ちが良い。
サクラ・サカキ・クリなどと、何の木か?太い枯木も。


クリの花に集まっていた ハナムグリの仲間 


クロハナムグリ?(図鑑 絵合わせで)


ツマグロヒョウモン 雄

弁当を食べようと座ったら、黒い大きいハチがブンブン飛び回っている。
スズメバチ?じっとして、目を凝らしてみたらクマバチだった。ホッ。

反対側から登って来られた人がおられた。
駐車場所からは距離も長く、登りも急だったらしい。

私は元の道を戻る。
転ばないように、気をつけてヒョッコラ ヒョッコラ・・

無事登山口に降りてきた。

途中で見たもの。


カマキリの赤ちゃん。


ナツハゼ 実が付いているものも。
ネジキも多かった。


コシアブラ  タカノツメもあった。


アクシバ たくさんあった。花は気づかなかった。
帰って写真を拡大してみると、奥の方に小さいつぼみが見えた。


モチツツジも多かった。
写真の花はモチツツジの残り花かと思ったが、ガクが粘らなかった。


ランの仲間(トンボソウ??)が1本。つぼみだった。

コウヤボウキも多い。ナガバノコウヤボウキもあった。
エゴノキ(幼木多い)・ヤブムラサキ・タラノキ・ナワシログミ・シャシャンボ・ダンコウバイ・コバノガマズミ(果実)・サカキ(花)・ソヨゴ・ヤマグワ(果実)(樹名板)・ノイバラなど・・

気持ちの良い半日だった。

コメント
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