みどりの野原

野原の便り

6月17日 帰化植物 池の土手の希少種

2022年06月17日 | Weblog

膝まで草に覆われた溜池の土手。
毎年、詳細な調査をして下さっている場所。
かつては何回かお邪魔虫してたけど、遠くて続かず・・

行き返りの道でも帰化植物を教えてもらったものだ。


セイヨウヒキヨモギ 腺毛が多くてベタベタ。


セイヨウミヤコグサも群生。


ベニバナセンブリ 
以前は花の時に根生葉があるかないかでハナハマセンブリと分けていたが、区別しなくていいようになったとか。助かるわ。


ノハラナデシコ 


ノハラナデシコ 花弁に白い斑点 (写真でわかりにくい😢)


コバノガマズミ 果実は赤く色づいていた。


ミヤマガマズミ まだ緑色の果実


タブノキ 緑色の果実と赤い花柄の対比がきれい。

さて、何年ぶりになるやら・・


ワラビやササなど繁り、歩くのも一苦労。


そんな中、テリハノイバラの白い花がポツポツ。
托葉には先が腺になった鋸歯がある。


カモノハシ 2個の穂がくっ付いている。(2つに分かれる)

下見をして、印をつけてくださり細かい植物も見ることができた。


イシモチソウ 食虫植物。葉の縁には粘液が光っていた。
ちょうど白い花が咲いていた。
「1個だけありました」と。付けた印を探すのも大変。


カナビキソウ 半寄生植物
草むらの中でこんな小さいものを見つけて・・尊敬するわ。


カキラン 開花中だった。

草むらもほおっておいては大事な草は消えてしまう。
年2回ぐらい草刈りされて維持されているようだ。
大事な場所だ。

コメント
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