みどりの野原

野原の便り

2月9日 橿原神宮周辺 

2023年02月09日 | Weblog

行ったことの な・・い 訳がない 橿原神宮周辺です。
お知り合いに誘われて、以前からお世話になっている先生の会に参加。


橿原神宮 一の鳥居 建立は昭和14年
H28年に建替え。直後にも見に来た。

明神鳥居
笠木の部分は元の鳥居に使用されていた台湾ヒノキを利用。
(新しい部材はカナダ産のヒノキ。ネット)


手水所がセンサー感知式になっていた。

深田池を1周

カワウのコロニー 巣がいっぱい。


向こう岸の木はカワウの糞尿で真っ白。見苦しい・・ 
以前カワウの集まる木をかなり伐採され、しばらくは遠ざかっていたカワウはまた戻ってきた。
人間にとってはいやな光景。でも・・・
「じゃあどこへ行けばいいのよ」とカワウは言うでしょうね。
カワウにも生存権。どうしたらいいのでしょうか・・


池のそばに野鳥の写真 まったく見られなくなった鳥も多い。
今日見たのはオオバンとヒドリガモとカワウだけ。 
現在の池の主役?のオオバンの写真はない。


長山稲荷 橿原神宮の末社

お稲荷さまに、仏教系と神道系があるというお話。
神仏習合の影響もあるらしい。


南の神門 紀元2683年  2月11日は紀元祭(建国記念の日)

外拝殿の前でお参りしていると・・
南の神門の方から警備員さんを先頭に白装束の行列。
拝殿の前で直角に曲がって、外拝殿を通り抜けてまっすぐ内拝殿へと入っていかれました。

これは2日後の紀元祭の予行演習? 


外拝殿の横に ハクショウ  白松・サンコノマツともいわれる。
3葉のマツ。幹は松らしからぬ斑模様。
いつからあったのだろう。
よそでは見たことがあるが、初めて気がついた。


お弁当は若桜友苑で。


紅梅 ソシンロウバイが咲いていた。
他にも桜など植栽されている。


何段もつながる梯子。高い木の剪定も大変だ。


若桜友苑は、第13期海軍甲種飛行予科練習生・航空母艦 瑞鶴 などの戦没者の慰霊碑が建つ慰霊公園
若い命を落とした意味はなんだったのか・・。
毎年慰霊祭が行われている。

午後、ミカドテントウ探し。


日当たりのよいイチイガシの葉裏で冬ごもり中のミカドテントウ。
高い枝の葉裏にも何匹も見えた。(体長4㎜)

イチイガシにはもうひとつ、オオツカヒメテントウというもっと小さいテントウムシもいるらしい。(体長1.5㎜)
希少種で奈良や京都に記録があるようだが、25人ほどの目で探したが見つからなかった。
見たいなあ。

最後に、神武天皇陵(神武天皇畝傍山東北陵)へ。
ここを神武陵と定められたのは明治時代。


神武天皇陵 参道入口に建つ屋根付きの制札
「みだりに域内に入らないこと。魚・鳥等を取らぬこと。
竹・木等を切らぬこと」など禁止事項が書かれている。

制札の屋根は中間に段がある。
天皇陵の制札の屋根は2段になっており「ニ越」という。
皇族の墓や陵の屋根は1段で「一越」と言うとのお話。

前にも京都で聞いたお話だが、調べようとしてもネットでは出てこない。

御陵印を集めるのが流行っているそうで(一部の人?)
本来は一つ一つ参拝して印を貰うところ、5か所の陵墓監区事務所では他の御陵の印も置いてあり、自由に(自分で)押せるらしい。
その5か所の中の1つが、ここ畝傍陵墓監区事務所で、30個の印(ネット)が置いてあるのだとか。
意味あるのか?

神仏習合の話、かと思えばヒヨコの雌雄の話になったり・・
まじめな話から横道の話も・・。

コメント
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