みどりの野原

野原の便り

2月16日 馬見丘陵公園 冬芽と葉痕

2023年02月16日 | Weblog

馬見丘陵公園で冬芽と葉痕観察会に参加

ヒマラヤスギの説明を聞いたり、フウセントウワタの綿毛を見せてもらったり・・


銀色に輝くフウセントウワタの種に付いた毛、種髪

ガガイモの種髪は印肉に使われたと聞いた。
フウセントウワタでも使えそう。

印肉のどこに使われたか調べたら・・
(練り朱肉)
『銀朱と呼ばれる硫化水銀を昇華させたものに顔料・植物や和紙の繊維を加え、ひまし油や松脂などで練り固めたもの』

*植物の繊維・・もぐさ・パンヤ・飛騨和紙などが書いてあった。
ガガイモの毛(種髪)も、繊維の1つとして使われたのかもしれないなあ。
練り朱肉は印影の鮮明さ、色の深み、変色やにじみが少ないなどの利点がある反面、若干乾きにくいのと、まめに手入れする手間が必要とのこと。

現在一般に使われているスタンプ朱肉は、植物性の油脂や合成樹脂、化学物質に顔料で色を付けてインク状にしたものをスポンジに染み込ませた物。
乾きやすく、使いやすい反面、色あせなどが起こることもあるそうだ。

さて・・


ソシンロウバイが満開 雌性先熟
雌の時期の花や雄の時期の花を探す。


サンシュユ 今にも咲きそう。

今日は「冬芽を見よう」がテーマ。


アジサイの頂芽 ここでは確かに葉脈の見えた裸芽。
でも薄い皮のようなものがある時もあるよなあ。あれは芽鱗じゃないのかな?


ハンカチノキ これぐらい大きいと冬芽も見やすい。


ヒトツバタゴの冬芽と葉痕


ドウダンツツジ 赤い冬芽。
「ドウダン」の由来は灯台の脚ににている。
この灯台は海の灯台ではなく、灯に使った結び灯台のこと。
この写真ではわからないが、確かに枝は3本の脚に見えて納得。


ユリノキ 冬芽と葉痕  カモノハシのくちばしみたい。


コブシ 暖かそうな冬芽


タブノキ 大きい冬芽は「混芽」
中には枝葉花などが詰まっている。


アカメガシワ 毛に覆われているが裸芽


イヌコリヤナギ? 銀色の綿毛が覗いていた。
春を感じる。

梅林のウメは見ごろ。まだつぼみもある。


うすいピンクの花


濃いピンクの花 
白い花、一重や八重咲・・ 枝の青いウメ。赤い枝のウメ・・

 
雄しべのある花      中には雄しべのない花も。
ウメもコスパを考えているのか?


梅林でジョウビタキ


カリヨンの丘 カリヨンとは組み鐘とも言われる楽器
ここではジャストの時間に自動演奏される。
13時のシューベルトのアベマリア トイレに行ってて聞き逃した・・


エンジュの果実ももうシワシワだ。

コメント
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