みどりの野原

野原の便り

2月11日 宇治市植物公園 温室フラワーツアー

2023年02月11日 | Weblog

2月2日に行ったばかりなのにと思ったが、友達につられてやってきた。

フラワーツアー午前の部11:00~11:45に参加。


温室手前の露地に薦巻きされた「アイスクリームバナナ」
初めて名前を聞いた。去年植えられたとか。
品種改良されたもので、大きいバショウに比べて耐寒性があり、うまくいけば果実(バナナ)ができるらしい。
露地でバナナができるとは。楽しみだ。


ジャカランダ 果実ができている。 
アイスクリームバナナの近くの、建物に囲まれ冷たい風の当たりにくい場所。
葉は黄葉している。冬には落葉してしまうのかな。

温室
温度は25度~26度ぐらいに設定されているそうだ。
それ以上上がると天窓を開けたり、横の窓をあけたりして温度調節される。


ショクダイオオコンニャク 
これは球茎から1枚の葉が出ている状態。
球茎から毎年1枚の葉が出て、栄養を蓄えて休眠する。
これを繰り返して球茎が充実すると花芽が出る。
芽の段階では葉芽か花芽かわからないそうだ。
花序は高さ3m直径1.5mぐらい。世界最大級の花序。
花、見たいなあ。


球茎が大きくなれば植替えが必要。この植木鉢も特製らしい。


トックリキワタ 幹にトゲがある。


果実が弾けて綿が出ていた。中に黒い種も見える。
花はもうなかった。


温室の中に展望台。
フラワーツアーの時だけ登ることができる。
いつも見上げている温室の木々を上から見下ろせる。


タコノキの果実が見えた。


天井に届きそうな木。適宜剪定されるそうだ。

フラワーツアーの時だけでなしに、ふだんも展望台に登れたらいいなと思う。


実がたくさんなっているカカオノキ
肥料もよく食うそうで、根元の地面に空気で穴を開け、酸素や水や肥料を入れるそうだ。
実はまだ緑色だ。果皮を除いて発酵させたカカオ豆(種子)がココアやチョコレートの原料になる。
植物園では発酵はむつかしいとのこと。

花の終わったタビビトノキ。青くきれいな果実を見たいが、ここでは見られないそうで残念。
自生地ではサルが花粉を運ぶそうだ。

 
センナリバナナ 観賞用のバナナ
長い花茎に細かい実(バナナ)を無数に付ける。

草丈が低く高くならないサンジャクバナナは植えて4年目。
大型種に比べると耐寒性も強く、少し小型の実(バナナ)がたくさんできていた。
180日で収穫できるそうで、収穫体験もできるらしい。
・・来れるといいけどな。
ウナズキヒメフヨウのピンクの花も咲いていた。

少し時間延長になったが、案内終了。

午後から外を回って案内に乗っている花を探す。


フクジュソウ 


雪割草 ミスミソウのことかな?


スノードロップ 


お顔を拝見  外に3枚・内側にも3枚の花弁がある。


原種シクラメン 株の中にぐるぐる巻いたものが見える。
蕾の茎がぐるぐる巻いているのかと思ったが、花が終わって若い果実ができているようだ。


果実を守るようにゼンマイのように茎が巻き付いている。

シクラメンの名は、ギリシャ語のキクロス(螺旋)、英語のサイクルに由来するらしい(ネット)

コメント
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