今日も高田。
駅から大中公園までお花見。
有井橋から高田川の桜 高田橋から高田川の桜
桜を独り占め。だれもお花見はしてません。
高田川の桜は「千本桜」といわれ『1948年(昭和)市民ボランティアの手によって植樹された』そうです。
かなりの老木も見られるが、捕植してあるところもある。
大中公園 北側入り口 「高田千本桜」の幕
屋台も準備中
モミジの植栽が続く西側を通って芝生広場へ。
大中公園 ケヤキの若葉がきれい。
雌花・雄花を見たカツラも若葉
さて、今日は天気もいいし、用事が終わってから家まで歩こう。
コースは、古代の横大路 中世は伊勢街道・初瀬街道と言われた道。
大中橋から高田川の桜
ここから東へ。横大路(伊勢街道・初瀬街道)を橿原へ。
途中の長谷本寺へ立ち寄る。
前には道標「長谷本寺十一面観音菩薩」「すぐ はせ いせ道」「すぐ 大坂 さかい道」
長谷本寺 本堂
本尊十一面観音菩薩は桜井の長谷寺の本尊と同じ木で造られたと伝わる。
境内には弘法大師を祀るお堂や鎮守社もある。
中央道路の西側にある太神宮灯籠
中央道路の東側にも太神宮灯籠
中央道路は元は高田川(今の高田川に付け替えられた)で、ここは橋が架かっていた所。
橋の西と東の橋詰めに太神宮灯籠があったわけだ。
街道沿いの神社 鳥居の扁額はなく、神社名がわからなかった。
(後で調べて「八王子神社」とわかる)
八王子神社 拝殿
なんともない神社・・と思ったが、よく見ると・・わお!面白い。
屋根が立派! シャチホコ その前に龍? 手前にも鬼瓦(巴の神紋)
軒丸瓦も巴の紋
それに・・棟の飾り瓦が変わっている。波模様。
所々に龍?がいる。なんじゃこれは。すごいな。
帰って調べるも、由緒など不明。
太神宮の高灯籠 明治5年(1872)永壽講が建立。
「おかげ参り」などの道しるべとして灯がともされた。
庶民の伊勢参りが大流行したらしい。
手前の左右にも太神宮灯籠
左)昭和9年(1934)・右)天保15年(1844)に建立された。
(左右間違えてるかも)
石組に「高」「田」「驛」と彫られている。(右から)
葛城川を渡り・・大和高田市から橿原市へ。
そして、曽我川へ。ここも桜が満開だ。
公園のイチョウ 枝先には新芽
この木は雌木だが高くて雌花は見えない。
エノキも花
田んぼの畔道で先日見つけたコイヌガラシ
畑のイチジク 丸いのはイチジクの赤ちゃん かわいい。
高田から家までは約6.4キロ よい運動になった。
昔は30m前後あったと言われる横大路(伊勢街道・初瀬街道)も今は狭く、歩きやすいとは言えないが、道沿いには太神宮灯籠や道標や神社・寺など見る所も多い。