長居植物園で開催中の”毒”展を見に。
*長居公園
いつも通らない中央通りを歩いて植物園に行く。
クスノキ 若葉
広場の端にはレストランやカフェらしいお店が並んでいる。
聞いてはいたが、初めて通った。
カツラも列植されていた。
イチョウはよく見ると雄花序が見えている。
イスノキの林を歩いてみる。ちょうど花時かなと思って。
赤いつぼみがいっぱいついていた。
雄しべの葯が開いて花粉をだしているのもある。
先に雌しべの柱頭が見える。花のつくりは複雑らしい。
大きい虫こぶ 先に刺状突起があるのでイスノキエダナガタマフシか。
イスノフシアブラムシの寄生によってつくられる。
若い虫こぶを割ってみると白いカス状のものと小虫がうようよ。
もうひとつのは中に有翅虫がたくさんいた。もうすぐ虫こぶから飛び立つのかな?
葉に付く虫こぶ イスノキハタマフシ ヤノイスアブラムシによるそうだ。
イスノキには他にもいろんな虫こぶが付くらしい。
虫こぶを割ってみたら、黄色い卵?があった。
幼虫になって虫こぶをたべながら成長する。
出たばかりのこんな小さい若葉にももう虫こぶができていた。
こちら側は歩く人もないが、トラックの反対側は花見客でいっぱい。
ベニバナトキワマンサク 花かと見れば、赤いのは若葉
ハナモモ(ホウキ性)
*長居植物園
植物園正門 今日は正門から入る。いつもは裏口入門?
せっかくなので、あまり歩かない外周を歩いてみることに。
かつら 雌しべ柱頭が覗く。
フウ 雌花(若い果実)
アカバナミツマタ
ニワウメ
ヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ 又 ヒイラギモチ)
ナシの花 大きくてきれいだが匂いは良くない。
写真を撮りながら外周を1周したら2時間半ほどかかった。
*特別展 ”毒”展
まだまだ期間はあるが、大盛況で混雑していた。
身の回りには毒がいっぱい存在する。
有毒植物・ハチなど毒をもつ昆虫・毒きのこ・フグなど毒を持つ生物。ヒ素などの鉱物・人工の毒としてはDDTなど殺虫剤・プラスチックなどの焼却によるダイオキシンも猛毒だ。
生物は攻めるためや身を守るために毒を持ち利用している。
毒を持つ植物を食べて体に毒を蓄えて捕食を避けたり、植物は毒を持つことで害虫から身を守ったりする。
毒を持つ生物が毒々しい警戒色でアピールしたり、毒のある生物に色形を似せて擬態して敵から身を守ったり・・
毒に耐える性質を持つように進化したり・・
人間は煮たり焼いたりして毒を持ったものも食用にすることもあり、薬として利用することもある。
大きい模型 たくさんの写真と説明文のパネル。展示物。
いろんな切り口からの展示は面白く、子どもから大人まで楽しめる。
1時間半ぐらいかかった。
*帰り道の長居公園
ロドレイアが満開
バドミントンのシャトルのような花
1個の花のように見えるが、複数の花が集まっているらしい。
よくわかりません。
横から見たところ。
欲張りすぎの一日。帰りの電車はゆっくり座って帰る。