みどりの野原

野原の便り

1月24日 天孫降臨

2025年01月24日 | Weblog

今日の日本書記講座 
日本書紀はひとまず置いて、K講師による天孫降臨のお話を聞く。
しばし神話の世界へ・・

「天孫降臨」とは古事記や日本書記に記されている神話で(簡単にいえば)皇室の御先祖となる神が高天原( 神々が生まれ、住まう場所)から降臨(天降り)、葦原中国(地上の国)を治めていくお話。・・でいいかな。

天照大神以降の「神様の系図」を見ながらお話を聞く。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)ー 番能邇邇芸命(ほのににぎのみこと)ー 火遠理命(ほおりのみこと)ー 建鸕鷀草葺不合尊 (たてうがやふきあえずのみこと)ー 神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと神武天皇)へと系図は続く。
それぞれの結婚の話や物語が描かれる。

日本書紀の神代下本文で、ニニギノミコトが天下る時に、真床追衾(まとこおふふすま)にくるまれて神格を得るという秘儀のお話も。

古事記と日本書紀では神様の名の表記も違うし、6通りものストーリーがあるという。
それは古い話に、物語に関わる豪族の功績などが後から付け加えられたりすることにも関係するようだ。

ちょっとむつかしかったが、神武天皇につながり、今の皇室にもつながる物語だと思えば知っておいてもいいかなと思った。

有名な「海幸彦山幸彦」の神話の主人公「山幸彦」は「古事記」では火遠理命(ほおりのみこと)、「日本書紀」では彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)というらしい。

2022年12月18日、鹿児島旅行で、築100年、登録有形文化財に指定されているレトロ駅舎、嘉例川駅(きれがわえき)に立ち寄った。
ホームに「高屋山上陵 天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでのみこと)徒歩30分の所にあるとの案内柱がホームに立っていた。
行っておけばよかったかなあ。山幸彦さんとのご縁がつなげたかも。
コメント
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