くろんど池~高山城を歩く。
くろんど池は、2018年8月に息子と歩きに来たのが初めてで、今日は2回目。
その時は池の中に「オオマリコケムシ」を見つけたのだった。
まだオオマリコケムシはいるのだろうか?
この季節でも見られるのか?もう解体しているのか?
気になったが、今日はゆっくり池の中を覗く間がなかった。
草むらに咲いていたのは「サイヨウシャジン」とのこと。
ツリガネニンジンとの違いを帰って調べると「花冠の先端がすぼまる 雌しべが花冠の長さに近いほど明瞭に突出する」のが特徴らしいが・・よくわからない。
キンモクセイが満開 例年より開花が遅いようだ。
気温が高いほど開花時期は遅くなるという。
ハンノキ 雄花序・雌果序がわかる。葉芽も葉腋に見えた。
くろんど池のそば。
ネジキ 早くも紅葉
カマツカも紅葉が始まっていた。
足元に生えていたきのこ
ナラタケモドキ おいしいキノコらしいが・・
ウメモドキ 赤い実はいいなあ。
ふれあいの森遊歩道 起伏のある道を登って行くと・・
くろんど池 四等三角点があった。標高257.4m
やった~!と言うほどの達成感はないが、少しうれしい。
アオハダ 幹の表面を削ると内皮の緑色が見える。
短枝が出るのも特徴。
イソノキのようだ。コクサギ型の葉序が混じる。
アオハダもイソノキも普段は見ることがない。
下って、くろんど池のそばに降りた。
スワンボートが浮かぶのどかな風景。
ぐるっと池を廻ってから、高山城跡へ。
最初は山道だったが・・
階段道になる。階段続く。
登りきると城跡は小さい広場になっていた。
この地を治めていた「鷹山氏」が築いた山城の跡で、標高の約218mの頂上に主郭があったそうだ。
城の名残か石塔が建ち、九輪が乗る搭の上部は横に降ろされていた。
見晴らしはきかない。
ここから来た時と同じ階段道を下ると聞いて、ええ~っと思ったが・・
知らない内に里に下りていた。
里の道のカキがきれいに色づいていた。
途中にあったヌルデの虫こぶ ヌルデミミフシ。
割ってみると、アブラムシの幼虫がいっぱい。まだ有翅虫はいなかった。
タンニンが多く含まれるヌルデの虫こぶは五倍子とよばれ、漢方薬、 染料、 皮なめしとして利用されたという。
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